真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

子供に性別を決めさせる親

2012年2月16日(木)

 カナダのデーヴィッドとキャシー・ストッカーさんは、生まれたばかりの子どもストームちゃんに、自分の性別を決めさせることにしました。

 「私たちは、ストームが男なのか、女なのか、誰にも発表していません。親が子どもに代わって決めることが多すぎます。ストームは自分で自分の性別を決めます。それが素晴らしい自由の証しになるでしょうし、ストームが大人になった頃、そのような自由な生き方が当たり前の常識になっていることでしょう。」

 このように語るストッカー夫妻ですが、二人の決断はカナダのみならず、世界各地で反響を呼んでいます。「新しいことにチャレンジするご両親に脱帽!」と言う人もいれば、「子どもを混乱させる無責任な話だ」と反発している人もいます。ちなみに、ストームちゃんには二人のお兄さん(5歳・2歳)がいますが、男の子の服を着るか女の子の服を着るか、男の子の玩具で遊ぶか女の子の玩具で遊ぶか、髪を伸ばすか短く切るか、すべて自分で決めています。

 また、スェーデンの話ですが、ある保育園では「男の子」、「女の子」が禁止語になっており、他の子どものことを言う場合、「友達」という言葉を使うように子どもを教育しています。

 確かに、人間社会の傾向を象徴する動きだと言えるかも知れません。しかし、子どもに性別を決めさせることは、本当の自由だと言えるのでしょうか。いいえ、これはまず、現実の逃避です。自分の性別は、自分で選ぶものではなく、母親の胎内において決まる、動かしがたい事実です。ですから、その毅然たる事実を認めないことは現実の逃避であり、また造り主なる神に対する反逆行為です。この反逆行為は、子どもたちに極めて大きな混乱をもたらします。

 聖書は、人間の罪によってもたらされる混乱について、はっきりと述べています。

 「それゆえ、彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。・・・こういうわけで、神は彼らを恥ずべき情欲に引き渡されました。すなわち、女は自然の用を不自然なものに代え、同じように、男も、女の自然な用を捨てて男どうしで情欲に燃え、男が男と恥ずべきことを行なうようになり、こうしてその誤りに対する当然の報いを自分の身に受けているのです」(ローマ人への手紙1章21-23、26.27節)。

 「自由」を求める人間たちの反感を買ってしまうかも知れませんが、声を大にしてこの聖句に書かれている真理を宣べ伝えることは、今後、ますます重要な意味を持つでしょう。人間の「自由」は、混乱と滅びをもたらすだけです。

我が家の愛犬ルーシー

2012年2月16日(木)

 ルーシーが我が家に来たのは、今から8年前のことです。あるアメリカ人宣教師の家族に飼われていましたが、アメリカに帰らなければならない事情があって、「引き取ってくれないか」と頼まれました。ルーシーはビション・フリゼーという犬種で、羊のぬいぐるみのようで、性格的にもとても優しい女の子です(寂しがりやで、食いしん坊で、小心者でもありますが・・・)。早速、私たちの働きの大きな役割を担ってくれました。尻尾を振りながら、傷ついた心をもってカウンセリングに来た方々を歓迎したり、手をなめたりしました。そのことによって、皆さんは大きく慰められたようです。また、疲れた私たちにも、元気を与えてくれたのですが、年のせいか(8月で12歳になります)、最近、階段を転げ落ちて、すっかり体調を崩してしまいました。食欲もなくなり、散歩に連れて行こうとして抱き上げると「ヒ~」という痛そうな声を出します。また、私たちを避けるかのように、テーブルの下に隠れたりもします。明らかに様子がおかしいのですが、どうしてあげたら良いか、分かりません。獣医さんに相談しても、はっきりとしたことが分かりません。妻が何度も、私に言いました。

「言葉が通じたらなー。」

結局、獣医さんにいただいた痛み止めの薬を飲ませたら、大分、元気を取り戻しましたが、もう少し、ルーシーに活躍してもらわなければ困ると思っています。何とか、そのことを本犬(本人?)に伝えようとしていますが、どこまで私の言葉を理解しているのか、全く不明です。そこで、つくづく思うことですが、言葉によるコミュニケーションは、神が特別に人間に与えてくださった賜物で、神の形に造られた人間と動物との大きな違いがそこにあります。言葉を用いることによって、人間同士の意思の疎通もできるし、神との交わりも可能になります。また、残念なことに、言葉は場合によっては、強力な武器と化してしまうこともあります。

 「私たちは舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神にかたどって造られた人をのろいます。賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません」(ヤコブ3章9_10節)。

 反省させられる聖句ですが、言葉の大切さを強調する聖書個所が他にもあります。

 「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい」(エペソ4章29節)。

 7年間、ルーシーからも同じことを学ばせられているような気がします。ルーシーは言葉が話せませんが、ボディー・ランゲッジによって終始一貫して、人々に愛情を現わそうとします。そういう意味では、私たち人間よりも、聖書に忠実に生きていると言えるかも知れません。いずれにしても、変わらない態度と言葉によって、神の愛を人々に伝えていきたいものです。。

危機の時に立ち上がる人々

2012年2月16日(木)

 アメリカ合衆国は、国の設立以来、最大の危機に直面していました。奴隷制度の廃止を求める北部の州に対して、南部の州の人々は、「州の権利の侵害だ」と反発し、独立宣言をほのめかしていました。国家の二分という危機的な状況の中で、第16代目の大統領として選ばれたのが、アブラハム・リンカーンでした。リンカーンが就任して数ヵ月後に、懸念されていた通り、南部の11の州が合衆国からの独立を宣言して、南北戦争が勃発します。責任の重さに押しつぶされそうになりながら、リンカーンは勇気を振り絞って、側近に次の言葉をもらしました。

 「私は、神がおられることを信じている。そして、もしそのご計画の中で、私を用いようと私を呼んでくださっているのなら、私はその召命に応じる用意ができている。」

 リンカーンはこう確信して、大統領としての任務を果たし、分裂の危機からアメリカを救ったのです。

 それからちょうど100年後のことです。アメリカは再び、存続の危機に直面しました。キューバ・ミサイル危機です。1962年10月のこと、キューバに核ミサイルを設置したソ連と、その撤去を求めるアメリカが、にらみ合いをしていました。アメリカの偵察機が射ち落されたり、核ミサイルを積んだソ連の潜水艦がアメリカの駆逐艦に追撃されたりして、いつ核戦争が起こってもおかしくない状況が、10日間、続きました。ちなみに、核戦争が起こった場合、両国で8000万人以上の犠牲者が出ると推測されていました。当時の大統領、ジョン・F・ケネディーは、核戦争の危険性が高まる中で、リンカーンの言葉を心の支えにしました。

 「私は、神がおられることを信じている。そして、もしそのご計画の中で、私を用いようと私を呼んでくださっているのなら、私はその召命に応じる用意ができている。」

 結局、ケネディーの粘り強い水面下の交渉が実を結び、ソ連の最高指導者だったニキタ・フルシチョフが妥協案に応じてキューバのミサイルを撤去。事なきを得た訳ですが、まさに、危機一髪でした。
 3月11日、東日本が地震・津波・原発事故というトリプルパンチを受けました。菅総理大臣は、今回の大惨事を「第二次世界大戦以来の危機だ」と言っています。多くの尊い命が奪われ、今も何十万人もの方々が不自由な避難生活を送っています。また、この危機的な状況から日本を救おうと懸命に働いている方もいます。特に尊い仕事をしているのは、原発の処理に当たっている方々です。その中に、50代のクリスチャン男性がいます。他の従業員より年齢が上だったから白羽の矢が立ったのでしょう。しかし、彼は神の召命を確信して、与えられた任務を果たそうとしています。

 旧約聖書のモーセも、イスラエルの民を救うために立ち上がった人物です。初めは、神の召しに対して戸惑いを感じて、「私はいったい何者なのでしょう。パロのもとに行ってイスラエル人をエジプトから連れ出さなければならないとは」とつぶやきましたが、そのような彼に対して、主なる神は、こう語っておられます。

 「わたしはあなたとともにいる」(出エジプト記3章12節)。

 私たちも、今回の惨事で希望を見失っているかも知れません。自分の無力さの前で立ちすくんでいるかも知れません。しかし、神が共にいてくださいます。力を与えてくださいます。東日本の復興のために立ち上がりましょう。

タイガーマスク現象

2012年2月16日(木)

 今年、各地で「タイガーマスク現象」が起きました。「タイガーマスク」、または「伊達直人」と名乗る人々が、児童養護施設や孤児院にランドセルを送ったり、スーパーの寄付箱に10万円の寄付金を入れたりと、北海道から沖縄まで、実に100件以上の寄贈や寄付が行なわれました。

 元々、「タイガーマスク」というのは、1968年から1971年にかけて、週刊誌に掲載された漫画です。主人公は伊達直人という人ですが、孤児院「ちびっこハウス」にいた彼は、喧嘩している所で悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされます。「虎の穴」での殺人トレーニングをこなす日々の中で、自分と同じような生い立ちを持つ孤児たちに、同じような苦しみを味あわせたくないという思いを抱くようになり、「虎の穴」を卒業して、「タイガーマスク」としてプロデビューを果たした後、収入の一部を孤児院に寄付するようになります。当初は、虎の穴へのファイトマネーの半分という上納金は支払った上で、自分の手取り分の範囲内での援助を考えていましたが、自分の出身施設である「ちびっこハウス」の窮状を知り、「虎の穴」へ納める分まで寄付せざるを得なくなります。「虎の穴」は、タイガーを裏切り者と見なし、タイガーを倒すための刺客を次々と送って来ます。どうせ裏切り者となるなら、せめて後輩となる「ちびっこハウス」の子供たちに恥じない戦いをしたいと、正統派スタイルへ転向します。当初は、身に着いた悪役ファイトが抜け切れず、また正攻法では大物レスラーを相手に通用しないので、苦戦の連続でしたが、徐々に力が付いて、やがてドリ―・ファンク・ジュニアとの世界タイトルマッチに臨みます。結局、相手の反則負けでタイトルを奪取できませんでした。そこで、再戦が計画されますが、その再戦の当日、タイガーは車にひかれそうになった子供をかばって死亡する、というストーリーです。

 しかし、どうして今頃、「伊達直人」と名乗る人が沢山、現れて、孤児たちのための寄付をするようになっているのか、不思議でなりません。最初の人は、純粋な愛の心でやっていると思います。後から出て来た人はどうか分かりませんが、この「タイガーマスク現象」を見て、感動している人もかなりいるようです。この間のテレビで、「世の中は捨てたもんじゃない」と言っている人もいました。いずれにしても、漫画、またはアニメに登場する「タイガーマスク」は、子供の幸せのために自分を犠牲にした人です。「タイガーマスク・ブーム」が起こったのは、人々がタイガーマスクのような人間に憧れているからであり、また彼のような人間が現われることを期待しているからだと言えるかも知れません。

 しかし、考えてみると、タイガーとイエス様との共通点があります。イエス・キリストも、父なる神から離れて霊的な孤児であった私たちを救うために、自ら命を捨ててくださいました。

「わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます」(ヨハネ10:11)

「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです」(2コリント8:9)。

 誰であっても、イエス・キリストを受け入れるなら、この驚くべき愛を経験できます。また、同じ愛を実践する者に変えられるのです。

 「ですから、愛されている子どもらしく、神にならう者となりなさい。また、愛のうちに歩みなさい」(エペソ5:1)。

 こうして、私たち一人一人が、小さなタイガーマスクになるように、神に召されていると言えます。あなたは最近、どなたかに愛を示していますか。

「一日一絵」という生き方

2012年2月16日(木)

 2010年は、私にとっては、健康の大切さを考えさせられる一年でした。人間ドックで腎臓にも、胃にも異常があるということで、精密検査を受けるように言われました。何度、病院に足を運んだか分からないくらい、とにかく、よくお医者さんのお世話になる年でした。また、毎日、生かされていることを、以前よりも感謝するようになったと思います。

 先日、NHKの番組で野沢耕二さんという73歳の男性のことを紹介していました。野沢さんは27年前に病魔に侵され、体が不自由になってしまいました。そのことでとても悩まれたそうです。また、50歳まで生きられるかどうか分からないという状況の中で、人生の意味を深く考えたそうです。そこで、とにかく一日一日を大切に生きようと決心されて、絵日記をつけることにしたということです。27年間、毎日欠かさずに、絵を描いておられます。第3集をめくると、1987年3月4日に書いた、おにぎりの絵があり、こう書かれています。

 「まだ起き上がれない母のために、藤田さんが何彼と心遣いくださり、感謝の気持ちでいっぱい。」

 また、4月12日の絵として、エビネが描かれて、野沢さんはこうコメントしています。

 「昨年5月に、橋之口さんよりいただいたもの。今年も、すくすく伸び間もなく咲きそう。」

 この絵日記を読んで、野沢さんが本当に一日一日を大事にしていることがよく分かります。また、NHKの番組の中で、車いすに乗ってスーパーに出かける場面を映していましたが、野菜を手にとって、「どこで作られている野菜ですか」と必ず、聞きます。そして、「どんな方が作っているのだろう。きっと大変な苦労をされているだろうね」ということを言われるのです。なかなか立派な生き方だと思います。また、聖書的な生き方だとも言えましょう。

 「それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。」(詩篇90:12)

 普通の人間は、自分の年を数えますが、詩篇の作者は、自分の日を数えようとしています。それはつまり、毎日、与えられた時間や機会をフルに活かして、その日その日の出会いを大切にし、天から注がれた恵みに感謝する生き方です。

 来年も、毎朝、次のような祈りをもって、一日のスタートを切りたいと考えています。

 「天の父なる神様。あなたが設けられたこの日を、心から感謝します。今日も生かされていることをありがとうございます。今日という日を大切にし、今日出会うすべての人々にあなたの愛を分かち合い、あなたから預かった才能を用い、あなたのみこころを行なうことができますように、守ってください。」

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が9月25日(月)午前10時半より、西武池袋線東久留米駅徒歩20分の所にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート1』です。今までとは集会場所が変わるので、参加ご希望の方は、必ず事前に、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.