真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

寺・神社に油を撒く産婦人科医

2015年6月26日(金)

 日本全国の100カ所以上の寺や神社に油のような液体を撒いたとして、千葉県警が金山昌秀(52歳)という、ニューヨーク在住の産婦人科医に逮捕状を出しました。まだ、身柄は拘束されていませんが、ある情報によると、マニラに身を潜めているそうです。韓国帰化人である金山は、2013年5月、IMMJapan(インターナショナル・マーケットプレイス・ミニストリー)というキリスト教系の宣教団体を設立しています。その目的は、一人一人が神に遣わされた場所(職場・学校・家庭)で献身して、主のために働くように、日本のクリスチャンを訓練するということです。金山氏の話によると、福音宣教の最前線は日本であるから、日本にリバイバルが起きないとキリストの再臨はない、ということです。また、リバイバルのカギは、日本国を覆っている悪霊との戦いに勝利することだとして、悪霊の住処になっている寺や神社に油を撒くことによって日本を清め、悪霊の力から解放するのだ、と話しています。その「清めのわざ」は、「すべて聖霊の導きに従ったことだ」そうです。ちなみに、旧約聖書において、祭司や王が職務のために聖別されるように頭に油を注ぐ儀式が行なわれました。その場合、油は聖霊を象徴しており、神の霊によって奉仕ができるようにとの願い・祈りが込められていました。また、祭壇、幕屋とそれに関係する備品に油が注がれた例もあり、俗用から聖別されて神のために用いられるようにするために行なわれました。新約聖書では、社交場の行為として、客に対するねぎらいや栄誉を表すために油を塗ることがありました。また、病人の癒しのために祈る時に頭に油を用いる習慣も、死人の身体に油を塗る習慣もあったようです。しかし、悪霊の力を打ち破るために、あるいはリバイバルをもたらすために、異教の礼拝場所に油を撒くという聖書記述は一切、ありません。金山氏は、自らを「エリヤ・クラスの預言者だ」と自負しています。「父なる神、イエス・キリスト、聖霊のそれぞれの声を聞き分けられる」とも言っていますが、その行ないは決して聖書的だとは言えません。日本の福音宣教に貢献しているとも言えません。むしろ、多くの日本人の反感を買っているのです。更に、各地での講演会において、「悪霊との戦い」や、「悪霊の追い出し」を強調するメッセージは、精神疾患のある人に精神的なダメージを与えています。沖縄などで自殺をしている人もいると報告されています。

「ライザップ」のコマーシャル

2015年6月26日(金)

 私はテレビコマーシャルが余り好きではなくて、普通、何かの番組を見ていても、コマーシャルになるとすぐに音を消したりすることが多いのですが、一つだけ、「凄いなー」と感心してしまうコマーシャルがあります。ライザップという会社(プライベート・ジム)のコマーシャルです。最初に、少しぽっちゃり系の女性がさえない表情をしながら、ビキニ姿で登場します。そして次の瞬間、ライザップで2カ月間のトレーニング(50万円もかかるそうです)を終えた彼女が映ります。もう、別人のようです。モデル雑誌にでも写真が載りそうな感じの女性に生まれ変わっています。次に、おなかが相当、出っ張っている30代の男性が登場します。誰が見ても、カッコ悪い男です。しかし、彼も驚くべき変身を遂げています。同じ人だとは思えないほど、筋肉モリモリの体で再登場するのです。
別に、ライザップに頼まれて宣伝している訳ではありませんが、コマーシャルを見る度に、考えさせられます。人間が自分に対して一つのイメージをもって、そのイメージ通りになろうと努力する時に、驚くほどの変身を遂げられる、ということです。
アルゼンチンの有名なサッカー選手にリオネル・メッシがいます。数々のスーパー・プレーで「マラドーナ2世」と呼ばれていますが、10歳の頃、成長ホルモンの分泌異常の症状が発覚して、成長ホルモン投与などの高額な治療なしでは身体が発達しないと診断されました。14歳の時点で、彼の身長は、まだ143センチしかなく、それ以上、伸びる見込みはありませんでした。しかし、メッシ少年は、自分が世界の大舞台で活躍する一流のサッカー選手になるためにこの世に生れた人間だというビジョンを抱き続けて、練習に励みました。2001年に、スペインのFCバルセロナのユースチームの入団テストを受けます。当時の監督カルロス・レシャックは、彼のプレーを一目見ただけで、その小さな身体に驚くべき才能と将来性が宿っていることを悟り、すぐさま合格を決めます。更に、FCバルセロナは、治療費を全額負担することを約束したのです。結局、ユースチームで治療とトレーニングを続けた結果、身長は169センチまで伸び、選手としても一流のテクニックを披露するまでに成長した、ということです。
ライザップのコマーシャルに出る人々や、メッシ選手の他にも、自らの努力によって変身を遂げた人が沢山いますが、確かに、自分にどのようなイメージを抱くか、自分のためにどのような将来像を描くかによって、人生は大きく変わると言えるのではないでしょうか。しかし、残念ながら、多くの現代人は極めて低いセルフ・イメージを持っています。過去の傷などの影響で、「私は駄目な人間だ」とすっかり思い込んでしまい、自分の将来に対する夢が描けずにいますが、聖書の中に、自尊心が低下している人々向けのメッセージがあります。

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ書43章4節)。

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている・・・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」(エレミヤ書29章11節)。

カルロス・レシャック監督がメッシの秘められた才能を認めたように、父なる神も私たちに素晴らしい可能性があると見てくださいます。問題は、私たち自身が同じように自覚しているかどうかということです。また、ライザップに通う人々が自らをパーソナル・トレーナーに委ねるように、私たちも、神の力強い御手に身を委ねるなら、きっと素晴らしい変化を遂げるでしょう。

イザベラ・バードの話

2015年4月27日(月)

 イザベラ・バードという名前を聞いたことがあるでしょうか。イザベラ・バードは19世紀の女性旅行家、また紀行作家として、世界中の人々に驚きと感動を与えた人物です。明治時代に東北地方や北海道、関西地方を旅行し、その旅行記”Unbeaten Tracks in Japan”(日本語題『日本奥地紀行』)を書きましたが、当時、女性が一人で外国を旅するということは、非常識極まりない話とされていました。しかし、好奇心旺盛なイザベラ・バードは、何のためらいもなく、外国人が足を踏み入れたことのない、未知の世界へと突進して行ったのです。
 日本における冒険は、1878年6月に始まりました。最初に横浜に立ち寄った彼女は、早速、東京を起点に日光から新潟に抜け、日本海側から北海道に至る旅を計画します。通訳兼従者として伊藤鶴吉という青年を雇って、日本在住の外交官や宣教師の反対を振り切り、出発しますが、『日本奥地紀行』の冒頭に「私の全行程を踏破した欧米人はこれまでに一人もいなかった」と記し、また「西洋人のよく出かける所は、日光を例外として詳しくは述べなかった」と記して、その旅に対する意気込み、また意味を説明しています。更に、出発前に、片言の日本語を覚えると共に、日本人の礼儀作法を学び、旅先で失礼のないようにしようと、心に堅く誓ったのです。
 予想通り、どこへ行っても注目され、珍しがられ、サインを求められ、寝ている間も旅館の部屋の障子の穴に絶えず、人間の目がありました。また、ある宿屋での出来事ですが、せき込むご主人の子供に咳止めの薬を飲ませてあげたところ、見事に治ってしまったので、次の朝、村中の病人が群がって来て、「私たちの病気も治してください」と、せがまれました。通訳者を通して、自分は医者ではないし、持っている薬の種類もごく限られていることを説明し、何とか人々を納得させましたが、日本人との様々な出会いの中で、日本人に対して、良い印象を持ったようです。『日本奥地紀行』の中で、次のように記しています。
 「私はそれから奥地や北海道を1900キロにわたって旅したが、全く安全で、しかも心配もなかった。世界中で日本ほど婦人が危険にも無作法な目にも遭わず、全く安全に旅行できる国はないと信じている。」
 こうして、無謀とも言えるイザベラ・バードの旅によって、日本人の外国人に対する理解も生まれたし、外国人の日本人に対する偏見もいくらか、なくなってきたとも言えます。
 聖フランシスコの有名な祈りとして、「平和の祈り」があります。
 「私をあなたの平和の道具として用いてください。憎しみのあるところに愛を、いさかいのあるところに赦しを、分裂のあるところに一致を、疑いのあるところに信仰を、誤っているところに真理を、絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらす者としてください。」
 敬虔なクリスチャンであったイザベラ・バードも、同じような思いで、日本中を旅したようです。彼女はまさに、キリストの言われたような、「平和をつくる者」でした。
 「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです」(マタイによる福音書5章9節)。
 凶悪事件が後を絶たない今日この頃ですが、平和をつくる者の数が少しでも増えれば、人間社会に対する影響は決して、小さくないと思います。

 さる2月20日に、奈良県の関西聖書学院において、真理のみことば伝道協会主催の第23回全国セミナーが開催されました。ウィリアム・ウッドとジャン・ドウゲンがそれぞれ、1時間半ずつ、「カルトの説く霊的パラダイス」について講演をしました。参加人数は20人程度でしたが、何人もの元エホバの証人と共に、家族の救いを願う方々が愛知や広島から集まり、有意義な学び・交わりの時が与えられました。セミナーの講演を「カルト救出全国セミナー」で検索すれば、youtubeで見ることができます。

文鮮明不在でも合同結婚続行

2015年3月3日(火)

 統一協会の創立者であり、地上に天国を実現させる「真のお父様」と慕われていた文鮮明が2年前に死亡しましたが、最近、脱会したある女性の話によると、統一協会の合同結婚(祝福式)はまだ行なわれているそうです。その中で言われたのは、「お父様がいなくても、淋しく思わないでください。お父様はお母様(韓鶴子)と一体化して、目に見えないけど、一緒にいます」という言葉でした。ちなみに、その女性は韓国での結婚式から帰国してすぐ、両親によって保護されて、牧師の話を聞き、脱会を決意した、とのことです。

研究生に殺害されたエホバの証人
 去る12月7日に、エホバの証人のベテラン伝道者で、森外茂子さん(77歳)が名古屋市昭和区にあるアパートで殺害されました。殺人容疑で逮捕されたのは、アパートに住む19歳の名大女子学生でした。どうやら、森さんの「研究生」だったようです。事件が起きた当日も、一緒に王国会館の集会に出席しています。集会の後、皆から「住まいは?」、「大学は?」と質問攻めにあいました。また、ボーイッシュな感じだったので、ある女性から、「綺麗な男の子ですね」と声をかけられてしまいました。すると、怪訝そうに、低い声で、「いえ、女です」と言ったとのことです。王国会館を後にした2人は、ほど近い女子大生のアパートに行きましたが、森さんを自室に招き入れた直後に、部屋にあった斧で背後から頭部を殴りつけたと、警察は話しています。女子大生は以前から、「殺人願望」があったと報道されていますが、王国会館でのやり取りが、事件との関連があるのか、今後の捜査で明るみに出ると思われます。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月27日(月)午前10時半より、東京都東久留米市にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
今回は、特別ゲストとして、ジャン・ドウゲン師夫妻が参加されます。元カルト信者を励ますためのメッセージを語っていただく予定です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.