真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 先日、ある韓国人クリスチャンから、カルト研究リハビリ・センターに連絡がありました。30歳くらいの若者で、立教大学で神学の博士号を取ろうとしている人ですが、『教会がカルト化するとき』を読んで、感銘を受けたようです。また更に、「この内容はそのまま、韓国の教会にも当てはまる」と考えて、韓国語に翻訳したいという強い思いが与えられた、ということです。実は、この男性の父親も韓国でカルト問題に取り組んでおられて、数年前にあるグループの信者に襲われて、殺されたそうです。お兄さんも牧師で、韓国で、『現代宗教』というクリスチャン向けの雑誌を発行しておられるそうですが、とりあえず、少しずつ、本の内容を雑誌の中で紹介し、やがて本にするという話がかたまりつつあります。

「イエスの方舟」の再現か

2012年2月16日(木)

 21世紀版イエスの方舟かと注目されている団体があります。中部地区から関西にかけて、拠点が点在している「竹田塾」です。表の顔は「経営者養成塾」ですが、その寮における集団生活の実態は、極めてカルトに近いものです。塾生の大半は大学生。早朝からジョギングや寮内の雑巾がけや洗濯を命じられ、日中は「実践トレーニング」の名目で英会話教材の訪問販売をさせられ、夜は教育と称した酒宴が開かれます。閉ざされた空間で、十分な睡眠も取らされず、異常な生活パターンを繰り返しているうちに、学生は洗脳されていくようです。特に悲惨なのは、若い女性たちです。毎日のように、竹田光文という、塾の代表の性行為の相手をさせられるのです。「ボス」と呼ばれる竹田氏(65歳)は、12人の女性と13回の結婚、離婚を繰り返し、それぞれに計14人の子供を設けています。今、この異常な淫乱集団に対して、「ボスの子供を産んで集団生活をしている娘を返して」と、被害者家族が悲痛な叫びを上げています。

 去る六月六~七日に、日本で初めての試みとして、が栃木県那須町に於いて開催されました。講師はウィリアム・ウッド、パスカル・ズィーヴィー師(マインド・コントロール研究所所長)、小島武師(Joyfulグレースチャーチ牧師)の三人と、総括者の奥山実師(宣教師訓練センター所長)でしたが、それぞれ、現在のキリスト教界が抱える問題を明らかにしました。特に、広範に拡がっている教会内虐待に関する認識を示しました。『「信仰」という名の虐待』の著者であるズィーヴィー師は、ここ数カ月間に教会で起きた虐待の相談が相次いでいることを報告し、しかもそれがリベラル派、福音派、聖霊派のすべてに及んでいることを指摘しました。また、ウッドは、牧師への忠誠心を表明する状況の中で行われたセクシュアル・ハラスメントの一例を紹介しましたが、その後、話題は「牧師の権威」に移り、議論が沸騰。その中で、霊的権威は人に仕えるためであり、コントロールするためのものではないという、共通 した認識が生まれました。最後に、クリスチャンメディアに対して、「明らかにカルト化してしまった教会の広告を受け付けないでほしい」と、ウッドは要望しました。なお、当シンポジウムの内容は、『ハーザー』誌の八月号の中で詳しく紹介される予定です。

 世界中に13万5千人の信者を誇る「ボストン・チャーチ」(インターナショナル・チャーチ・オブ・クライスト)の指導層における変革のために、教会全体に動揺が広がっているようです。昨年、娘の教会からの脱会を理由に、創立者のキプ・マキーンは会長の座を降りていますが、それ以降、組織に対する権威主義的体質への不満が噴出しています。今現在、組織の統治体が解散し、指導者不在の状態が続いています。そのため、教会への献金が激減し、何十人もの牧師が職を失っています。また、資金不足のために閉鎖させられた海外の伝道所も幾つもあるようです。

 米国モンタナ州で家畜農場を経営していた101歳の女性が、二人のエホバの証人の長老から全財産に当たる8億円を横領されたとして、裁判を起こしていましたが、先月、長老に対して15年の実刑判決が下されました。女性は50年前からのエホバの証人で、「あなたの財産を、あなたの信仰にふさわしく用いるべきだ」という長老たちの言葉を受け入れて、財産の管理を任せていたようです。しかし、無断で家畜農場が売却されたことを知った女性とその家族が不信に思い、起訴することに決めました。信者でない家族の証言によると、女性は地元の王国会館の信者たちによって、24時間監視されていたそうです。また、家族が家に入ろうとした際、「私たちが面倒を見ていますから」とエホバの証人たちに言われて、女性に会うことを妨げられた、ということです。ちなみに、二人の長老は排斥処分を受けています。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が9月25日(月)午前10時半より、西武池袋線東久留米駅徒歩20分の所にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート1』です。今までとは集会場所が変わるので、参加ご希望の方は、必ず事前に、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.