真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 まさに、ゴリヤテに立ち向かうダビデの心境でした。「神に栄光」というバッジをつけた何千、何万人ものエホバの証人が、国際大会の会場を目指して、新横浜駅からぞくぞくと歩いて来ました。プラカードとチラシをもって彼らを待ち受ける私たちは、わずか五人でした。「私たちのやろうとしていることに、果 たして意味があるのだろうか」という疑問や恐れの思いを押さえながら、プラカードを高く掲げました。用意したプラカードには、次のような言葉が日本語と英語で書かれていました。

「神の栄光か、組織の栄光か」
「兄弟愛による一致か、独裁支配によるマインド・コントロールか」
「救いは組織ではなく、キリストにあります」
「あなたの会衆には、真の愛がありますか」
「あなたも、疲れていませんか」
「次の終末預言(ハルマゲドン)は、いつですか」
「エホバの証人、北朝鮮、全体主義」
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです-イエス・キリスト」
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい-イエス・キリスト」

 私たちの前を通り過ぎるエホバの証人の反応は多種多様でした。苦笑いをする人、激しく首を横に振る人、顔を帽子や日傘で隠す人、静かにうなずく人、私たちを睨みつける人、無視する人と実に様々でしたが、半分以上の人がプラカードを見たと思われます。意外に効果 的なアプローチだと気付いた私たちは、恐れが喜びに変わりました。

 会場に向かって行く証人たちを観察して、幾つかのことを思いました。まず、「疲れた顔をしている人が多い」ということです。特に、さえない顔をしていたのは、子供たちです。言うまでもなく、親は学校を休ませて、反強制的に子供を大会に連れて行きます。次に驚いたのは、髪の毛を染めている人が何人もいた、ということです。かなり大胆な髪形(茶色と黄色のツートーン)をしている二〇代の男性もいました。共にプラカードを掲げていた元証人は、「私が証人だった頃、考えられないことでした」と首を傾げていました。

 横浜の大会は、10月16日から19日まで続きましたが、15カ国の国から、7万人も集まったと、組織は発表しています。4日間のプログラムの中に、「献身にふさわしい生き方は神の栄光となる」、「多くの実を結びつづけてエホバの栄光を表わす」などの講演がありましたが、3日目の午後に、「いわれなく憎まれる」と、「よその者たちの声に用心する」という話もなされたようです。参加者たちの中に、私たちの顔を思い浮かべながら、うなずく人もいたでしょうが、ものみの塔の厳しい情報統制に疑問を感じた人もいたはずです。

 また、プログラムの中で興味を引いたのは、2日目に「アルコール乱用のわなを避ける」と、「疲れても疲れ果 てることはない」の講演が予定されていたことです。ものみの塔協会において、信者のアルコール問題も、疲労問題も、深刻になっていることでしょう。 10月23日より26日まで、今度は、さいたまスーパーアリーナで、同じプログラムによる国際大会が開催されました。横浜の大会と同様に、私たちは最初の2日間だけ反対活動を行いましたが、横浜と同様、会場に到着して、プラカードを出した途端、組織からマークされました。何人もの「通 行人」に写真やビデオを撮られました。最後に、すぐそばで隠し撮りをしようとする人まで現れたので、私はエホバの証人の案内係のところに寄って、次のような会話を展開しました。

「しかし、無断で写真やビデオを撮ったりして、北朝鮮なみですね。」
「あなたは、北朝鮮の方ですか。」
「北朝鮮の人間に見えるでしょうか。」
「私は人の顔を見ても、どこの国の方か分かりません。」
「テレビや新聞で北朝鮮のことを報道しているでしょう。厳しい情報統制が敷かれて、人が少しでも反対意見を言おうものなら、徹底的に弾圧を受ける。ものみの塔も、体質がそっくりじゃないですか。」
「・・・・・・・」

 国際大会と宣伝されていた割りには、外国人の姿はそれほど目立ちませんでしたが、会場に向かう、あるアメリカ人の証人が、私たちのプラカードを見て、英語で仲間につぶやきました。
 「いやー、驚いた。まさか、日本でもやっているとは思ってもみなかったね。」
 大会の宣伝ビラには、「エホバ神とみ子イエス・キリストに対する信仰を持っていれば、人々は国や民族や人種などの背景にかかわらず一致できることが示される」と書かれていましたが、このような国際大会は、組織の成長が鈍っている国や地域のエホバの証人を「励ます」ための最後の手段です。果 たして、どれほどの効果が出るのでしょうか。

エホバの証人国際大会、開催へ

2012年2月16日(木)

 エホバの証人の国際大会が、横浜(10月16〜19日)とさいたま(10月23〜26日)で開かれます。「エホバ神とみ子イエス・キリストに対する信仰を持っていれば、人々は国や民族や人種などの背景にかかわらず一致できることが示される」と宣伝されていますが、このような国際大会は、組織の成長が鈍っている国や地域のエホバの証人を「励ます」ための最後の手段です。特に、韓国から多くのものみの塔協会の関係者が来るようです。大会のテーマは、「神に栄光」ですが、果 たして神の栄光が現されるか、組織がたたえられるようになるか。真理のみことば伝道協会は、16〜17日(新横浜駅)と、23〜24日(さいたま新都心駅)に、大会の参加者への働きかけとして、プラカードを持ったり、チラシを配ったりする予定です。

 『クリスチャニティー・トゥディー』誌の調査によると、会員の離脱率が一番高い宗教団体は、ものみの塔聖書冊子協会だそうです。一度、エホバの証人になった人々の32%が、最終的には組織を離れています。また、信者の39%は、他の宗教から改宗した人々である、ということです。2番目に離脱率が高いのは、セブンス・デイー・アドベンティスト教団で、27%でした。

 スコットランドのハリス島にあるレバーバーグという村の住民は、一人のエホバの証人が引っ越して来たことに、大きな不安と憤りを覚えています。63歳になるトーマス・マックスウェルは、30年前から幾人もの少女に対する性的虐待を繰り返していましたが、昨年、スコットランドの最高裁で有罪判決を受けました。ところが、裁判長は、人口の少ないレバーバーグに移り住むことを条件に、保護観察と奉仕活動という軽い刑を言い渡して、マックスウェルを釈放しました。これには、島の住民が激怒。7歳の女の子を持つイゾベル・キャンベルは、「私の娘は、彼が住むことになっている家のすぐ近くで、いつも遊んでいます。今後、娘を見張っていかなければならないようですね」と話しています。

 宗教的な理由で、エホバの証人が輸血を拒否して、我が子を死亡させてしまうということがよくニュースになりますが、アメリカのユタ州に住むモルモン教の夫婦が、息子にガン治療を受けさせないで、今、逃亡中です。12歳になるパーカー・ジェンセンは、三つの病院で「イウィングズ・サルコマ」という珍しい種類のガンだと診断され、すぐに科学療法、及び、放射線による治療を始めなければ命が危ないと言われました。ところが、両親は、「本人はいたって元気だし、病院が勧めている治療を受けさせれば、彼の生育に悪影響を及ぼす恐れもあるし、子供ができなくなる可能性もある」と言って、治療を拒否していました。それに対して州の政府は、治療のために子供を引き渡すように命令書を発布しましたが、両親はそれを無視して、今、子供と共に行方をくらましています。親がなぜ、我が子を助けるための治療をそこまで頑固に拒むのか、マスコミでは大きななぞとされていますが、ジェンセン夫妻の行動を理解するカギは、モルモン教の教理にあると考えられます。モルモン教徒が神になるために、結婚して、子供を設けることが義務づけられています。科学療法などを受けて、子供ができなくなると、神になる希望がなくなるので、何が何でも治療を拒否すべきだと、両親が判断した可能性が大いにあります。もしそうであるとするなら、地上の楽園に復活する見込みを保つために、輸血を拒否して死を選ぶエホバの証人とよく似ている、ということになります。また、興味深いことに、ジェンセン夫妻は、「科学療法や放射線による治療に代わる治療を受けさせたい」と言っています。これも、輸血以外の治療法を病院に要請するエホバの証人と共通 している点です。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月26日(月)午前10時半より、埼玉県新座市にあるカルト研究リハビリ・センター(西武池袋線東久留米駅より徒歩20分)で開催されます。学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート4』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.