真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 3月14日(火)午前10時より、大阪クリスチャン・センターにおいて、『脱会者の声:聖神中央教会事件から学べること』をテーマとしたセミナーが開催されます。数人の脱会者の体験談と共に、ジャン・ドウゲン師、村上密師、ウィリアム・ウッド師の講演が予定されています。

参加ご希望の方は、電話0743-75-8560までお問い合わせください。

 ものみの塔聖書冊子協会は、120年前から様々な預言を発表する宗教団体としてよく知られています。少なくとも6回(1914年、1918年、1925年、1941年、1975年、1995年)、「世の終わり」を預言していますが、しばしば預言の根拠として挙げられるのは、キリストが世の終わりの前兆について語られた言葉です(マタイの福音書24章等)。「1914年より、人類はかつてないほどの規模で、戦争や地震、及び疫病を経験しているから、ハルマゲドンが近い」というのが、ものみの塔の主張です。最近では、鳥インフルエンザが大流行する可能性があるという報道にかこつけて、人々の不安を煽っています。2005年12月22日号の『目ざめよ!』誌の中で、1918年から1919年にかけて猛威を振るったスペイン風の悲劇を詳細に述べた後、「専門家」とされる多くの人々のコメントを紹介しています。

 「『ワクチン』という医学誌は・・・・・・さらに、このウイルスについてこう予測しました。『ウイルスは世界各地に急速に広まり、幾度にもわたって伝染の波が押し寄せるであろう。どの年齢層の罹患率も極めて高く、あらゆる国の社会的・経済的活動に大規模な混乱が生じる。ほとんどの、もしくはあらゆる年齢層において通常を越えた死亡率が顕著になる。経済的に最も発展した国の保健衛生システムでさえ、医療上の需要に十分こたえることはできないだろう。』このようなシナリオはどれほどの危機感をもって受け止めるべきでしょうか。『インフルエンザの大流行』の著者であるジョン・M・バリーはこう説明しています。『核兵器がテロリストの手に渡るというのは、どの国の政治家にとっても悪夢だ。インフルエンザの世界的大流行はそれに勝るとも劣らない」(8-9頁)。

 最後に、同誌はインフルエンザの予防法についてのアドバイスを読者に与えずに、「疫病が永久になくなる楽園」の話に入りますが、言うまでもなく、その楽園は忠実なエホバの証人にだけ約束されているものです。こうして、ものみの塔協会は、人を不安に陥れてから、組織の中へと誘う訳ですが、その勧誘のありかたに、倫理上の大きな問題があると思われます。

 更に、同誌は、歴史的事実に反する情報を流しています。人類が1914年より終わりの時代に入り、キリストの予告した「しるし」がかつてないほどの規模で発生するようになったという組織の見解の正しさを強調するために、スペイン風は人類史上、他のどんな伝染病よりも多くの犠牲者(2,100万人)を出したとしています(6頁)。これは度々、ものみの塔協会の出版物の中で述べられていることですが(『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』151頁等)、全く虚偽の情報です。542年に発生したユスティニアヌスの疫病によって、1億人が死亡したと推定されています。1347年からヨーロッパを襲った黒死病は、世界中で7,500万人の命を奪っています。16世紀に、痘瘡や水疱瘡によって、メキシコの人口が3,000万人から300万人に減りました。19世紀には、コレラが世界中に流行して、1億人が死亡したと言われています。

 このように、ものみの塔は明らかに偽りの情報を流しており、厳格な情報コントロールをしています。しかし、組織が読者から隠している最も重要な事実は、世界人口が20世紀に突入してから、かつてないほどの勢いで激増している、ということです。これこそ、ものみの塔の主張を根底から覆す事実です。組織が主張するように、1914年以来、前の時代で見られないほどの戦争、地震、飢饉、疫病が発生しているのであれば、世界人口は横這いになるか、あるいは減少の傾向に向かっているはずです。

『聖神中央教会』のその後

2012年2月16日(木)

 半年前に、永田保牧師が逮捕されて以来、『聖神中央教会』からの脱会者が続出しています。残っているのは30人ほどの忠実な信者たちだけです。9月に教会の土地が売却されて、建物の解体工事も進められていましたが、今はもう、跡形もなくなっています。傷ついた脱会者のために、ウィリアム・ウッドは月に2回、京都で集会を開いています。先日の集会の後、一人の兄弟が、「私たちは聖書のみことばによって、少しずつ、元気になっていきますね」と感想を述べてくれました。また、ジャン・ドウゲン師も毎週、木曜日と日曜日の夜、礼拝と聖書研究会を導いており、30人ほどの元信者が参加しています。この集いは、11月から、ドウゲン師を牧師として迎え、『京都ニューライフ・キリスト教会』としてスタートする予定です。

 10月16日付の『クリスチャン新聞』の報告によると、統一協会の合同結婚式によって、韓国人男性と結婚し、渡韓した日本人女性の数が6000人にも上るそうです。また、驚いたことに、相手の韓国人男性の多くは統一協会員ではなく、結婚相手の見つからない農村の男性や、何らかの問題を抱えている男性を、日本人女性との結婚をおとりに集めたケースがあるといいます。結果的に、過酷な労働をさせられた女性たちは、自殺に追い込まれたり、事故で大怪我をする例も報告されています。こうした哀れな女性たちの救出に、日韓教会の相互協力が不可欠であるとして、来年1月18-19日に『統一協会問題についての日韓教会フォーラム』がソウル市内で開かれることになりました。日本から、統一協会問題キリスト教連絡会に加盟している各教派の代表、及び、被害者家族や被害救済に取り組んでいる弁護士を含めて、約30人が参加する予定です。韓国の教会関係者に日本の被害の実情を知らせると共に、今後、どのような相互協力ができるかを模索するとしています。更に、『クリスチャン新聞』は、教祖の文鮮明の最近の動きについて、「在日韓国朝鮮人団体である民団と朝鮮総連を4年間で統一すると豪語し」ていると述べています。また、同教祖は、依然として、壷や本などを法外な値段で販売しており、「ヨンピョンのリゾート施設を手に入れたり、ピョンヤンに『世界平和センター』と称して会議室を保有、ソウル市のヨイド地区に1万坪以上の土地を確保して60階建ての超高層ビル建設を計画する」等、かなりの経済力を維持しているとのことです。

 去る10月22日に、『第11回エホバの証人被害者全国集会』が札幌市で開催されました。エホバの証人の問題を明らかにすることと、被害者は一人ではないことを知っていただくために開かれている同集会は、今回の主講師として、マインド・コントロール研究所所長パスカル・ズィヴィー氏を迎えました。ズィヴィー氏は、『救出カウンセリングと不適切な介入』をテーマに、健全なカウンセリングと悪質なディプログラミング(逆洗脳)との区別を明らかにしました。「ディプログラミングの場合、家族はカルトに入っている本人を騙して、無理矢理にカウンセラーに会わせる。脱会させるためであれば、乱暴な方法も辞さない。そこで、本人は大きなトラウマ(傷)を受けてしまうため、社会復帰が難しい」とズィヴィー氏は指摘します。それに対して、正しい救出カウンセリングは、本人への説得が始まる前から、家族の入念な準備を促すものです。カルトとは何か、マインド・コントロールとは何か、本人は何を信じているか、どんな動機で入信したか、今どんな心理状態にあるか等の情報を集めて、家族が十分な勉強をするように指導します。更に、家族の中に、直すべき問題がないかどうかを反省させます。最後に、ズィヴィー氏は、救出後のリハビリの必要性を説明すると共に、カウンセラーは決してキリスト教への改心を強要すべきではないことを強調しました。ズィヴィー氏に続いて、二人の元エホバの証人2世の体験談がありました。「小さい時から無理矢理に集会に連れて行かれたが、その集会が大嫌いで、つまらなかった。しかし、反抗すると懲らしめられる(泣き止むまで叩かれる)。それはただ身体的な虐待だけでなく、精神的な虐待でもあった。結局、親の前では模範的なエホバの証人を演技していたが、学校ではエホバの証人であることを隠して、二重生活を送っていた。」様々な話によって、2世の苦闘が浮き彫りにされました。また、脱会後に2世が抱える独特の悩みも明かされました。1世の場合は、組織を離れても、入信する前の元の自分に戻ることができますが、2世は「元の自分」がいないために、アイデンティティーの問題で苦しみます。自分がどんな人間なのか、どんな才能を持っているか、どんな考えをもって生活すれば良いか等の回答を見つけるのに、相当な時間が必要です。また、1世は家族の支えが得られますが、2世は「背教者」、「裏切り者」、「サタン」と見なされて、家族から断絶されます。元エホバの証人、被害者家族、牧師や一般の信徒など、40人ほどの参加者は、エホバの証人問題の深刻さ、及び、複雑さについて改めて認識させられたのでした。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月27日(月)午前10時半より、東京都東久留米市にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
今回は、特別ゲストとして、ジャン・ドウゲン師夫妻が参加されます。元カルト信者を励ますためのメッセージを語っていただく予定です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.