真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

追いつめられてきた統一協会

2012年2月16日(木)

 全国霊感商法対策弁護士連絡会は7月28日、統一協会傘下の販売会社による違法な営業活動について、業務停止命令を出すよう、経済産業省および厚生労働省に申し入れました。その「違法な営業活動」とは、いわゆる「霊感商法」のことで、信者らは姓名判断や手相占いにより、「先祖が地獄で苦しんでいる」、「このままでは、あなたは事故に遭う」などと人を脅し、印鑑や壺などを高額で買わせます。こうした営業活動は特定商取引法等に違反するとして昨年来、沖縄、長野、大阪、新潟、福岡で刑事訴追が相次いでいます。また、今年6月には東京で統一協会傘下の販売会社「有限会社新世」の営業活動について、警視庁が7人の統一協会信者を特定商取引法違反で逮捕し、関係先の施設も家宅捜索しています。霊感商法被害は、戦後の詐欺商法の中でも最長で、1980年代初頭から始まっており、その被害総額は1千億円を超えると推定されます。ちなみに、信者らは、例え違法行為であっても、霊感商法はサタンの側である世から神の側に財を「復帰」することなので許されると思い込ませられています。

オウム元幹部、死刑確定

2012年2月16日(木)

 1989年に起きた坂本堤弁護士一家殺人事件など七つの事件で殺人罪などに問われたオウム真理教元幹部の早川紀代秀被告(60歳)の上告審で、最高裁は7月19日、「刑事責任は極めて重大」として、被告側の上告を棄却する判決を言い渡しました。一連のオウム真理教事件で、6人目の死刑確定となります。新聞記者の取材に対して、早川被告は判決に納得できない理由を、次のように説明しています。
 「人殺しにかかわったのだから、厳しい刑を受けるのは当然かも知れません。しかし、私が事件の主役だという検察官の主張は事実とは違います。グル麻原の宗教的絶対性を認めようとしないのは納得がいきません。」
 更に、早川被告は、麻原の予言するハルマゲドンから衆生を救済しようと無私の心で働いたに過ぎない、と主張しています。ですから、計4人の殺害にかかわったのは、「信徒としてすべての判断を麻原に委ね、絶対服従していたからであって、言われるほど自分は悪い人間ではありません」とのことです。

 去る6月25日に急死して、世界中のファンに衝撃を与えたマイケル・ジャクソン。その死因に関する様々な噂が飛び交う中で、マスコミが注目していたもう一つの問題は、誰が残された3人の子供を引き取るのか、ということでした。最終的に、マイケルの母親のキャサリンに親権が与えられました。キャサリン・ジャクソンは熱心なエホバの証人で、今後、子供を王国会館に連れて行くつもりのようです。マスコミの取材に対して、「こんな時に子供たちに必要なのは、精神的な安定と、神との交わりです」と話しています。マイケルもエホバの証人として育てられましたが、1985年に組織から脱会しています。しかし、児童虐待の民事裁判で争っていた時に、子供と一緒に自ら王国会館に出向いています。その時、「子供たちは楽しかったようです。特に、集会の学びが気に入っています」とのコメントを出しました。パリス、プリンス、ブランケットは果たして、エホバの証人になるのでしょうか。

 5月に、からし種出版より、『ものみの塔の源流を訪ねて—-創設者ラッセルの虚像と実像』(中沢啓介著)が出版されました。本書は、ものみの塔協会の歴史を調べたい人のために書かれたもので、「創設者ラッセルはいつ誰から信仰を学んだか」、「ラッセルは本当に神の忠実なしもべだったか」などの疑問に明快な答えを出しています。

定価は1,800円で、一般の書店、キリスト教書店、及び、
からし種出版(電話:078-784-2731、FAX:078-784-2726)から注文できます。

 JEA(日本福音同盟)の社会委員会から理事会に提出された、キリスト教会のカルト問題に関する声明文が、各教団、及び、各宣教団体の代表者に郵送されることになりました。元々の文書と比較すると分かるように、かなり骨抜きにされており、以下のようになりました。
 「日ごろの日本福音同盟への厚いご支援・ご協力に心から感謝します。ご承知のとおり、近年、教会関係指導者による暴力、セクシュアル・ハラスメント、財産の奪取などの不祥事が増えており、裁判でその真偽が争われたり、一般のメディアでも取り上げられたりする事態となっております。これまでこのような事件は、たとえ起こったとしても、一部の特殊な群れ(いわゆるカルト的集団)や限られた特殊な人が起こした例外的な事件である、と捉えられがちでした。しかし、一般の週刊誌などでも取り上げられたように、もはや私たちも他人事としてこれらの事件を傍観することは許されない事態となりつつあります。こうした不祥事が起こる背景や原因について真剣に究明し、未然に防ぐ対策を講じることが急務です。そうして取り組みの第一歩として、教団・教会やキリスト教宣教団体の指導者である方々のリーダーシップのあり方について、改めて問い直し、厳しく自己点検する必要があると思います。教団・教会や宣教団体という群れの羊飼いとして立てられている指導者は、大牧者キリストに倣って、群れの羊に仕えられるためではなく、群れの羊に仕えるために召されています(マルコ10:45参照)。それで「その割り当てられている人たちを支配するのではなく、むしろ群れの模範となりなさい」(1ペテロ5:3)と勧められているのです。私たちは教団・教会やキリスト教宣教団体の代表者また指導者として立てられている者として、群れの羊を支配することがないように、互いに戒め合い、また自らを厳しく律して、群れの模範となるように努めようではありませんか。群れの代表者である方々のうえに、大牧者キリストの祝福が豊かにありますよう、お祈りしております。」
 このように編集された文書は、残念ながら、問題の根本的な原因である誤った権威主義(霊的権威の悪用)に関する明白な言及も、マインド・コントロールの説明もありません。「自己点検」をするための具体的な提案も省かれています。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が5月29日(月)午前10時半より、東京都東久留米市にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
学びのテーマは、『カルトと聖書 パート6』です。カルトはどのような目的で聖書を使うのか、カルト脱会後にどのように聖書を読めば良いかを学びます。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.