真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 去る2月5日に、韓国基督教総連合会の異端対策委員会専門委員で、大韓イエス教長老会の異端相談所の所長、パク・ヒョンテク師が来日し、お茶の水クリスチャン・センターに於いて日本人牧師のためのワークショップを開きました。パク師の話によると、韓国には「私は再臨のキリストだ」と主張している人が50人もいるそうです。また、異端者(クリスチャンを名乗りつつ、聖書から逸脱した教えを受け入れている人々)は200万人から300万人いるとのことです。これは実に、韓国のクリスチャン人口の25%に相当する数です。異端のグループの中で、特に注目されているのが、「新天地」と呼ばれる教団です。創始者のイー・マンヒ(80歳)は、自分のことを「再臨のイエス」、「バプテスマのヨハネ級の牧師」、「黙示録の解説者」と呼んでいます。また、「私は永遠に生きる」とも主張しています。聖書のすべてのみことばを比喩で解釈する彼の教えは、韓国のクリスチャンの耳に新鮮に聞こえるようで、「聞いたことのない話だ」と魅力を感じて、「新天地」に入信します。また、既成教会の牧師を「犬」や「豚」と罵るイー・マンヒは、他教会に「収穫の働き人」を送り込んで、積極的にクリスチャンに働きかけています。「収穫の働き人」は一定期間、忠実な信徒を装いながら、少しずつ、教会員に「新天地」の教えを伝えていきます。数か月でたいていの人は教会を去る、とパク師は言っています。ソウルのメガチャーチ(大教会)で、被害を受けていない教会はないそうです。更に、パク師の話によると、「新天地」は既に、日本に200人もの「収穫の働き人」を送り込んでいるとのことです。

中国の深刻化するカルト問題

2012年2月16日(木)

 依然としてクリスチャンの数が爆発的に増える中国は、カルトの活動も大きな社会問題となってきています。特に悪質なのは、中国人女性をキリストとする「東洋の稲妻」(Eastern Lightning)というグループです。クリスチャンを誘拐して洗脳したり、脱会者を強制的に取り戻して指などを切り落としたりします。カルトの活動のために、地域によってはキリスト教のイメージが悪くなって、伝道が困難になるということもあります。カルトが蔓延する一番の要因は、牧師も一般の信徒も十分な聖書教育を受けていないことです。

 去る9月21日より24日まで、札幌で第5回日本伝道会議(日本福音同盟主催)が開かれました。2000年に沖縄での前会議から9年ぶりの開催となりましたが、今回のテーマは、『危機の時代における宣教協力』でした。教職者が中心であったこれまでの会議と違って、今回は一般の信徒が参加者(約2,000人)の三分の一以上を占めていました。主題講演の他に、15分野に別れた宣教協力の話し合いが行われました。そのうちの一つはカルト問題に関するもので、真理のみことば伝道協会のウィリアム・ウッド師と高山正治師がその中でそれぞれ、15分の発題をしました。

 会議の最終日に、「札幌宣言」が採択されました。危機の時代の中で、日本の教会が何に取り組むべきかを指し示す宣言文ですが、時代の危機を、世界、日本、教会の三つのレベルで進行しつつあると捉えています。「世界の危機」として、9・11テロ事件などに見られる紛争や、食糧危機、環境問題、金融危機による貧困の格差などが挙げられています。「日本の危機」では、家庭内虐待、いじめ、雇用悪化、薬物乱用の多発、無差別殺人の増加、政治の右傾化などの問題が言及されています。また、「教会における危機」として、教会員の高齢化、青少年層の減少、無牧教会の増加、各種のハラスメント、及び、「教会のカルト化」などの問題があるとされています。

 特に注目に値するのは、「教会のカルト化問題」に関する言及です。真理のみことば伝道協会は、2002年12月に『教会がカルト化するとき』が出版されて以来、「教会のカルト化」という表現を用いて、この問題に関する警鐘を鳴らしてきました。残念ながら、これまでその働きがほとんど理解されず、むしろ日本の牧師たちに批判されました。ところが、権威主義的な牧師たちの問題が日本のマスコミにも取り上げられるに連れて、日本福音同盟も見て見ぬふりをすることができなくなり、昨年の12月に、教会のカルト化に関する声明文を出して、「この点に関しては、社会委員会やその他の機関において引き続き取り組んでいただくことにしている」との方針を打ち出しました。そして、今回の『札幌宣言』において、「このような危機に私たちは立ち向かう」との決意を表明している訳ですが、その具体的な実践を期待したいものです。

 11月21日(土)の午後1時半より、八王子市民会館(JR八王子駅南口から徒歩15分)に於いて、エホバの証人被害者集会が開催されます。村上密牧師が「カルト問題救済方法の新たなステージへ」というテーマで講演します。これまでエホバの証人問題へさまざまな立場の方々が取り組み、多くの救済の業を成し遂げてきました。しかし、依然として承認問題による被害と、その犠牲者は後を断ちません。時代の移り変わりと共に証人の対応も変わり、問題解決・救済方法も変化を迫られる今、求められていることは何でしょうか。カルト問題に対し、心の癒しから法的対処まで、多岐に渡るケアをなさってこられた村上師を迎えて、これからのカルト被害者救済、更にはその予防について共に考えます。

お問い合わせは、エホバの証人被害者前集会実行委員会(090-7520-1746)まで。

追いつめられてきた統一協会

2012年2月16日(木)

 全国霊感商法対策弁護士連絡会は7月28日、統一協会傘下の販売会社による違法な営業活動について、業務停止命令を出すよう、経済産業省および厚生労働省に申し入れました。その「違法な営業活動」とは、いわゆる「霊感商法」のことで、信者らは姓名判断や手相占いにより、「先祖が地獄で苦しんでいる」、「このままでは、あなたは事故に遭う」などと人を脅し、印鑑や壺などを高額で買わせます。こうした営業活動は特定商取引法等に違反するとして昨年来、沖縄、長野、大阪、新潟、福岡で刑事訴追が相次いでいます。また、今年6月には東京で統一協会傘下の販売会社「有限会社新世」の営業活動について、警視庁が7人の統一協会信者を特定商取引法違反で逮捕し、関係先の施設も家宅捜索しています。霊感商法被害は、戦後の詐欺商法の中でも最長で、1980年代初頭から始まっており、その被害総額は1千億円を超えると推定されます。ちなみに、信者らは、例え違法行為であっても、霊感商法はサタンの側である世から神の側に財を「復帰」することなので許されると思い込ませられています。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が1月22日(月)午前10時半より、埼玉県新座市にあるカルト研究リハビリ・センター(西武池袋線東久留米駅より徒歩25分)で開催されます。学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート3』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.