真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 130年前から、何度も世の終わりを預言しては教理を訂正してきたものみの塔協会は、4月15日に発行された『ものみの塔』誌において、「新たな光」を発表しました。「世の終わりを見る世代」に関する教理訂正ですが、長年、組織が主張していたのは、1914年の出来事を見た世代がなくならないうちに世の終わり(ハルマゲドン)が来るということです。

 「またきわめて重要な点として、本誌は、1914年の出来事を見た世代が過ぎ去る前に平和で安全な新しい世をもたらすという、創造者の約束に対する確信を強めます。」(『目ざめよ!』誌1995年10月22日号、4頁)。

 この預言は、エホバの証人の伝道活動の大きな原動力となっていましたが、常識的に考えても、組織はこれを支持することができなくなり、「期限切れ」と見なし、1995年11月1日の『ものみの塔』誌において、撤回しました。

 「これまでにエホバの民は、このよこしまな体制の終わりを見たいと切に願うあまり、『大患難』の始まる時を推測しようとしたこともあります。しかし、わたしたちは、一世代が何年あるいは何日に及ぶのかを推測することによってではなく、喜びにあふれてエホバを賛美する点でどのように『自分の日を数える』かについて考えることにより、『知恵の心をもたらし』ます。(詩篇90:12)イエスの用いた『世代』という表現は、歴史上のある時期に住み、他と異なる一定の特徴を備えた同時代の人々をおもに指しています。・・・・『この世代』とは、キリストの再臨のしるしを見ながらも自分たちの道を改めない、地のもろもろの民のことであると考えられます」(17、19頁)。

 こうして、「終わりを見る世代」は、1914年の出来事を見た世代ではなく、1914年以降に起こっている「しるし」(戦争、疫病、地震等)を見た悪人たちであるということになりました。ところが、2008年2月15日号の『ものみの塔』誌において、「世代」は「忠実な油注がれた者たち」に変わり、1914年に生きていたそのグループの最後の人がなくならないうちに世の終わりが来る、と発表されました。明確な目標を失った信者たちの伝道の意欲を再び呼び覚ますための処置だったのか、元の解釈に戻ってしまった訳ですが、「1914年に生きていた油注がれた者たちはほとんどいないのではないか。あるいは、仮に生存していたとしても、近い将来に完全に死に絶えるから、再度、偽預言の弁明をすることになるのではないか」という疑問に答えるために、2010年4月15日号の『ものみの塔』誌の中で、「新しい光」が紹介されています。

 「では、『この世代』についてのイエスの言葉をどのように理解すべきでしょうか。それは、しるしが1914年に明らかになり始める時に生きている油そそがれた者たちの生涯と、大患難の始まりを見る油そそがれた者たちの生涯とが重なる、という意味であったようです」(10ページ)。

 ものみの塔の教理では、この「油そそがれた者たち」は、1935年までに満員となったので(『ものみの塔』誌1984年5月15日号、18ページ)、1914年以降に生まれて入った人がいたとしても、かなりの高齢になっているはずですが、「時々、脱落者がいるので、席が開く。その時、若い人が油そそがれた者として認められることがある。」ということで、組織は苦し紛れにグループの若返りを正当化しようとします。そうすることによって、「世代の預言」を維持できます。つまり、終わりが近いことを強調しながら、少なくても50年間(仮に、「油そそがれた者」の中に30歳の若い伝道者が入ったとした場合)、逃げ通すことができます。1914年に生きていた人の生涯と、今生きている人との障害が重なっていれば良い、ということになる訳です。

 最近、噴出してきているキリスト教会のカルト化問題の原因と対応策を示すブックレット、『真の権威とキリスト者の自由』が日本福音同盟(JEA)の社会委員会から発行されました。これは、昨年の11月に開催されたJEA信教の自由セミナーでのウィリアム・ウッド師の講演の内容をそのまま小冊子にしたものです。定価は300円です。

ご希望の方は、真理のみことば伝道協会本部まで、お問い合わせください(cult_ministries@hotmail.com、04-2921-2235)。

 真理のみことば伝道協会岡山支部の責任者で、「出エジプト会」代表の高山正治牧師が前から掲げていたビジョン、「カルト・リハビリ・センター」の建設が1月に着工し、3月には完成予定です。
建物は、倉敷めぐみ教会に隣接しており、2階建てで、小さな部屋が四つあり、風呂やトイレをはじめ、生活に必要なものは揃っています。使用目的は、@カルト脱会者のための滞在型のリハビリ施設。
A 遠方からの相談者のための宿泊施設。
B カルト・セミナーの開催と宿泊施設。
C 交わりの場としての使用。使用をご希望の方は、倉敷めぐみ教会まで、お問い合わせください(kurameg0709@shore.ocn.ne.jp、086-429-1502)。

 去る2月5日に、韓国基督教総連合会の異端対策委員会専門委員で、大韓イエス教長老会の異端相談所の所長、パク・ヒョンテク師が来日し、お茶の水クリスチャン・センターに於いて日本人牧師のためのワークショップを開きました。パク師の話によると、韓国には「私は再臨のキリストだ」と主張している人が50人もいるそうです。また、異端者(クリスチャンを名乗りつつ、聖書から逸脱した教えを受け入れている人々)は200万人から300万人いるとのことです。これは実に、韓国のクリスチャン人口の25%に相当する数です。異端のグループの中で、特に注目されているのが、「新天地」と呼ばれる教団です。創始者のイー・マンヒ(80歳)は、自分のことを「再臨のイエス」、「バプテスマのヨハネ級の牧師」、「黙示録の解説者」と呼んでいます。また、「私は永遠に生きる」とも主張しています。聖書のすべてのみことばを比喩で解釈する彼の教えは、韓国のクリスチャンの耳に新鮮に聞こえるようで、「聞いたことのない話だ」と魅力を感じて、「新天地」に入信します。また、既成教会の牧師を「犬」や「豚」と罵るイー・マンヒは、他教会に「収穫の働き人」を送り込んで、積極的にクリスチャンに働きかけています。「収穫の働き人」は一定期間、忠実な信徒を装いながら、少しずつ、教会員に「新天地」の教えを伝えていきます。数か月でたいていの人は教会を去る、とパク師は言っています。ソウルのメガチャーチ(大教会)で、被害を受けていない教会はないそうです。更に、パク師の話によると、「新天地」は既に、日本に200人もの「収穫の働き人」を送り込んでいるとのことです。

中国の深刻化するカルト問題

2012年2月16日(木)

 依然としてクリスチャンの数が爆発的に増える中国は、カルトの活動も大きな社会問題となってきています。特に悪質なのは、中国人女性をキリストとする「東洋の稲妻」(Eastern Lightning)というグループです。クリスチャンを誘拐して洗脳したり、脱会者を強制的に取り戻して指などを切り落としたりします。カルトの活動のために、地域によってはキリスト教のイメージが悪くなって、伝道が困難になるということもあります。カルトが蔓延する一番の要因は、牧師も一般の信徒も十分な聖書教育を受けていないことです。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が9月25日(月)午前10時半より、西武池袋線東久留米駅徒歩20分の所にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート1』です。今までとは集会場所が変わるので、参加ご希望の方は、必ず事前に、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.