真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 統一協会を脱会した女性(36歳)に付きまとったとして、警視庁公安部は3月7日、ストーカー規制法違反容疑で、埼玉県越谷市の信者宇佐美隆容疑者(42歳)を逮捕し、自宅を家宅捜索しました。公安部によると、宇佐美容疑者は全地球測位システム(GPS)機能のある携帯電話を女性の父親の車に付け、居場所を確認していました。調べに対して「ストーカー行為ではない」と容疑を否認しています。逮捕容疑は2010年6月8日から11月28日前の間、脱会により婚姻を破棄された女性を5回にわたり、都内の路上で待ち伏せたり、付きまとったりした疑い。公安部によると、女性は2007年2月、韓国で行なわれた集団結婚(合同結婚)の相手。女性は2008年12月に脱会し、婚姻を破棄しました。宇佐美容疑者は同月中旬以降、10数回にわたり、転居先の杉並区や千葉県銚子市を訪問。不審に思った女性は、2010年10月、車の底部に携帯電話が取り付けられているのを見つけ、警視庁にストーカー被害を相談しました。このほか、教団信者らが何回も女性の転居先を訪れて、教団に戻るように説得しており、公安部は組織的に連れ戻そうとしていたと見ています(『出エジプト会会報』2011年3月13日号より抜粋)。

 去る2月25日に、都内のお茶の水クリスチャン・センターにおいて、日韓の異端専門家による情報交換会が開催されました。その中で、脱会した元「新天地」最高幹部が教祖の実態や不況の手口を明らかにしました。証言に立ったのは、教育の最高幹部だった申鉉ウク氏です。同氏は20歳の時に「新天地」に入会し、40歳で脱会するまで教祖季萬煕(イ・マンヒ)の右腕でしたが、脱会のきっかけは2006年に発覚された季萬煕(81歳)と27歳の女性信者とのスキャンダルです。その時、教祖のことを徹底的に調べてみなければならないと痛感した申氏は、次々と疑問を持つようになりました。会計報告が明らかにされていないこと、スタッフが無償で働かされていること、教団の献金が全部、季萬煕の金庫に入っていること、教団の教理はすべて、季萬煕独自のものではなく他の団体の寄せ集めであることなどです。申氏は、季萬煕に対して、教理の訂正と組織の改善を求めました。すると、こう言われました。「これはクーデターだ。」その後間もなく、申氏は教団から追放されましたが、「季萬煕は宗教的詐欺師であり、新天地は詐欺集団である」と言い切っています。また、最後に、「私は異端を恐れない。恐れるのは、牧師たちの無関心だけだ」とのコメントを残しています。

韓国で輸血拒否による死亡事件

2012年2月16日(木)

 韓国のKorea Joongang Daily新聞(2010年12月13日号)の報道によると、エホバの証人の夫婦が輸血をさせなかったために、2ヶ月の娘が死亡したそうです。子どもは生まれた時から心臓の疾患があり、輸血の伴う手術が必要だと医者団から告げられましたが、親は、エホバの証人として輸血は受け入れられないと、手術を拒否。それに対して、病院側は裁判所から輸血を受けさせる命令書を発布してもらいましたが、夫婦はそれに従わず、輸血なしで同じ手術に成功したという病院に子どもを移しました。ところが、子どもはその1週間後に亡くなった、とのことです。

 ウィリアム・ウッドとパスカル・ズィヴィー氏(マインド・コントロール研究所所長)との共著である『霊の戦い――虚構と真実』がいのちのことば社から出ることになりました。悪霊を縛りさえすれば、人間の健康も繁盛も、またあらゆる事業の成功も保証されるという極端な教理は、アメリカをはじめ、多くの国々で人気を呼んでいます。しかしその一方、クリスチャンの間で混乱を起こし、悲劇を招くケースもあります。本書は、この教えに聖書的なメスを入れて、正しい理解へと導きます。3月の上旬から全国のキリスト教書店で販売される予定です。

 今年の10月に、エホバの証人問題で悩む家族が、組織に対して質問状を出しました。家族は特に、1975年の秋にハルマゲドンが来るという預言が外れたことに対する説明を組織に求めました。ものみの塔の預言を真面目に信じた人々は、家や財産を処分してその代金を組織に寄付したり、大学に進学しなかったり、就職しなかったり、子供をつくることを諦めたりしました。組織の雑誌や書籍の中に、そのような生き方を明白に推奨する記事も多数ありましたが、預言が不発に終わった時点で、ものみの塔は詐欺罪を犯したことになるので、それなりの悔い改め(謝罪、弁償)が当然ではないか、と家族は組織に尋ねています。この問いに対して、組織は10月22日付の手紙の中で、こう答えています。
 「時代の重要性に注意を促す言葉がしばしば語られました。それに呼応して、生き方を見つめなおし、生活を調整した人々は多くいます。そのような調整の結果として何らかのマイナスを被ったと感じるとすれば、それは自分個人の益を中心に考えているためであると言えるでしょう。はるかに重要な創造者エホバ神のご意志と目的を中心に考える人は、イエス・キリストの述べた『終わりの時』の意味を考え、現存する体制の終わりが1975年に生じなくても、このことがむしろ創造者に対する専心的献身の思いを深める機会となったことを歓びとしています。」
 これは、ものみの塔の恐ろしいカルト性をはっきりと証明する文章です。自分たちの非を認めず、苦情を言う被害者のことを「自己中心的な人間」と罵り、詐欺的行為をしているのに「私たちこそ献身的にエホバのご意志を行なっている」と主張してはばからない、典型的なカルト体質が顕著に現れていると言わざるを得ないでしょう。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.