真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 去る8月27日、熊本県長洲町にある「中山身語正宗」の宗教施設で、「除霊」と称して強制的に「滝行」を受けさせられていた中学2年生の舞鴫ともみさん(13歳)が、大量の水が肺に入って意識を失い、病院に運ばれましたが、翌朝、死亡しました。警察の話によると、ともみさんは宗教施設で働く僧侶、木下和明と、父親の舞鴫淳に椅子に縛り付けられたうえ、顔を強制的に水に向けさせられていたそうです。10分間に40リットルの水を浴びせられましたが、100回以上、「滝行」を強制された、とのことです。ともみさんは元々、精神的に不安定なところがあり、そのことで悩んでいた両親が知り合いに相談したところ、「中山身語正宗玉名教会」を紹介されたといいます。「天の声」を聞いて病気を治すと噂されていた木下僧侶のところに行くと、「病気の原因は、霊に取りつかれていること。修行によって除霊をやれば、健康になる」と言われたそうです。木下僧侶は父親と共に、傷害致死の容疑で逮捕されましたが、容疑を否認しています。「椅子に縛り付けて、滝行を行なうのは暴行ではない」と言っている、とのことです。また、他の信者は、「マインド・コントロールではない」とマスコミの取材に応じていましたが、普通の常識では考えられないことが起こっても、そのように感じないというのがカルト教団でよく見られる現象です。自分で考えたり、判断したりすることを止めて、「天の声」を聞く教祖に無条件に服従する信者たちは、物事の真相が見えなくなり、危険なことを命じられても、「問題ない」と盲進してしまうのです。ちなみに、1952年に宗教法人の認証を受けた「中山身語正宗」は、「他の施設では除霊をやっていない」とのコメントを発表しています。

「震災は神の裁き」?

2012年2月16日(木)

 栃木県にある教会の牧師の話によると、ホルスト・シャフラネックをリーダーとするドイツ系の異端の信者たちが北関東の教会を訪問して後、東北地方の被災地で布教活動を行なっているそうです。彼らのメッセージは神の怒りや裁きを強調するもので、「今回、大震災が起きたのは、あなたがたの罪のせいだ」と避難所などで語ったり、ビラを配ったりしています。赤字で「神の怒り」と書かれている白地のTシャツを着ている人もいた、とのことです。また、栃木に現れたチームは、ラオスから派遣されていたようです。

カルト問題の新たな手引書

2012年2月16日(木)

 先日、キリスト新聞社より、『カルトと新宗教』(D・E・コーワン、D・G・ブロムリー著、村瀬義史訳)という新書が出版されました。現代アメリカの代表的な八つの新宗教(超越瞑想、統一協会、神の子どもたち、ヘヴンズゲートなど)の起源、指導者、信条、儀式、習慣など、詳細な実態を公開しています。聖書的信仰とカルトとの境界線を探る上で、大きな助けとなる書です。

世界中を騒がせた終末預言

2012年2月16日(木)

 アメリカのラジオ牧師ハロルド・キャンピング(89歳)氏が、5月21日に携挙(クリスチャンが天に引き上げられる出来事)が起こり、その5ヵ月後に世界が終わりを迎えると預言していました。聖書の年代計算に基づいたとされる預言では、5月21日に、2億700万人(世界人口の3%)ものクリスチャンが突然、地上から姿を消すことになっていました。また、その時、世界各地で大地震が発生し、その犠牲者の数が数億人に上るはずでした。更に、生き残った人々が5ヶ月間、神の裁きによって苦しめられ、ついに、10月21日に世界が滅びるというシナリオを、キャンピング氏は描いていましたが、そのメッセージを人々に伝えるために膨大なお金を使って、アメリカやヨーロッパ、南米や中東の各地でビラ配布をしたり、新聞や広告版で宣伝をしたりしました。キャンピング氏の預言を信じて、仕事を辞める人や家出をする人、家族を捨てる人もかなりいたようです。実は、キャンピング氏は以前にも、1994年9月6日に世の終わりを預言したことがありましたが、「聖書の年代計算の単純なミス」によって、預言が外れたそうです。ちなみに、今回の預言も当たらないということがはっきりしてから、キャンピング氏は行方不明になっています。

 世界中に6億人もの使用者がいるとされる「フェイスブック」。インターネット上のソーシャル・ネットワーク・システムとして、人々が自分の近況を知らせたり、友達と対話をしたりしていますが、エホバの証人の登録者数も急増しているようです。また、ベテル本部の元長老ランダル・ウォーターズ氏の話によると、フェイスブックなどで仲間と本音の話し合いをするエホバの証人も多く、その中に組織への疑問を深めたり、離脱の決意を固めたりする人も増えている、ということです。エホバの証人は、自分の属する会衆の「兄弟姉妹」とは、なかなか心の悩みや疑問を打ち明けることができず、「模範的な証人」を演技することがよくあります。また、長老への通報を恐れて、組織に対する不満を漏らすことなどできませんが、インターネットでは、全く違う会衆の人間との交流が可能になります。そこで、「本音のトーク」が繰り広げられて、組織がおかしいと感じているのは自分だけではない、と確認できるのです。ものみの塔協会の上層部にとっては、このインターネット上の信者同士の交流がかなりの脅威になっていると、ウォーターズ氏は指摘します。組織の信者に対するコントロールが弱くなるからです。この問題に関して、組織がどれほどヒステリックになっているか、7月15日号の『ものみの塔誌』の記事がよく表しています。他人のブロッグを見たり、書き込みしたりしないようにと、証人たちに警告しています。ものみの塔協会における情報統制が、いよいよ厳しくなった訳ですが、組織を守ろうとする余り、逆に組織のカルト性を自ら暴露している、と言わざるを得ないでしょう。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.