真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

世界中を騒がせた終末預言

2012年2月16日(木)

 アメリカのラジオ牧師ハロルド・キャンピング(89歳)氏が、5月21日に携挙(クリスチャンが天に引き上げられる出来事)が起こり、その5ヵ月後に世界が終わりを迎えると預言していました。聖書の年代計算に基づいたとされる預言では、5月21日に、2億700万人(世界人口の3%)ものクリスチャンが突然、地上から姿を消すことになっていました。また、その時、世界各地で大地震が発生し、その犠牲者の数が数億人に上るはずでした。更に、生き残った人々が5ヶ月間、神の裁きによって苦しめられ、ついに、10月21日に世界が滅びるというシナリオを、キャンピング氏は描いていましたが、そのメッセージを人々に伝えるために膨大なお金を使って、アメリカやヨーロッパ、南米や中東の各地でビラ配布をしたり、新聞や広告版で宣伝をしたりしました。キャンピング氏の預言を信じて、仕事を辞める人や家出をする人、家族を捨てる人もかなりいたようです。実は、キャンピング氏は以前にも、1994年9月6日に世の終わりを預言したことがありましたが、「聖書の年代計算の単純なミス」によって、預言が外れたそうです。ちなみに、今回の預言も当たらないということがはっきりしてから、キャンピング氏は行方不明になっています。

 世界中に6億人もの使用者がいるとされる「フェイスブック」。インターネット上のソーシャル・ネットワーク・システムとして、人々が自分の近況を知らせたり、友達と対話をしたりしていますが、エホバの証人の登録者数も急増しているようです。また、ベテル本部の元長老ランダル・ウォーターズ氏の話によると、フェイスブックなどで仲間と本音の話し合いをするエホバの証人も多く、その中に組織への疑問を深めたり、離脱の決意を固めたりする人も増えている、ということです。エホバの証人は、自分の属する会衆の「兄弟姉妹」とは、なかなか心の悩みや疑問を打ち明けることができず、「模範的な証人」を演技することがよくあります。また、長老への通報を恐れて、組織に対する不満を漏らすことなどできませんが、インターネットでは、全く違う会衆の人間との交流が可能になります。そこで、「本音のトーク」が繰り広げられて、組織がおかしいと感じているのは自分だけではない、と確認できるのです。ものみの塔協会の上層部にとっては、このインターネット上の信者同士の交流がかなりの脅威になっていると、ウォーターズ氏は指摘します。組織の信者に対するコントロールが弱くなるからです。この問題に関して、組織がどれほどヒステリックになっているか、7月15日号の『ものみの塔誌』の記事がよく表しています。他人のブロッグを見たり、書き込みしたりしないようにと、証人たちに警告しています。ものみの塔協会における情報統制が、いよいよ厳しくなった訳ですが、組織を守ろうとする余り、逆に組織のカルト性を自ら暴露している、と言わざるを得ないでしょう。

 統一協会を脱会した女性(36歳)に付きまとったとして、警視庁公安部は3月7日、ストーカー規制法違反容疑で、埼玉県越谷市の信者宇佐美隆容疑者(42歳)を逮捕し、自宅を家宅捜索しました。公安部によると、宇佐美容疑者は全地球測位システム(GPS)機能のある携帯電話を女性の父親の車に付け、居場所を確認していました。調べに対して「ストーカー行為ではない」と容疑を否認しています。逮捕容疑は2010年6月8日から11月28日前の間、脱会により婚姻を破棄された女性を5回にわたり、都内の路上で待ち伏せたり、付きまとったりした疑い。公安部によると、女性は2007年2月、韓国で行なわれた集団結婚(合同結婚)の相手。女性は2008年12月に脱会し、婚姻を破棄しました。宇佐美容疑者は同月中旬以降、10数回にわたり、転居先の杉並区や千葉県銚子市を訪問。不審に思った女性は、2010年10月、車の底部に携帯電話が取り付けられているのを見つけ、警視庁にストーカー被害を相談しました。このほか、教団信者らが何回も女性の転居先を訪れて、教団に戻るように説得しており、公安部は組織的に連れ戻そうとしていたと見ています(『出エジプト会会報』2011年3月13日号より抜粋)。

 去る2月25日に、都内のお茶の水クリスチャン・センターにおいて、日韓の異端専門家による情報交換会が開催されました。その中で、脱会した元「新天地」最高幹部が教祖の実態や不況の手口を明らかにしました。証言に立ったのは、教育の最高幹部だった申鉉ウク氏です。同氏は20歳の時に「新天地」に入会し、40歳で脱会するまで教祖季萬煕(イ・マンヒ)の右腕でしたが、脱会のきっかけは2006年に発覚された季萬煕(81歳)と27歳の女性信者とのスキャンダルです。その時、教祖のことを徹底的に調べてみなければならないと痛感した申氏は、次々と疑問を持つようになりました。会計報告が明らかにされていないこと、スタッフが無償で働かされていること、教団の献金が全部、季萬煕の金庫に入っていること、教団の教理はすべて、季萬煕独自のものではなく他の団体の寄せ集めであることなどです。申氏は、季萬煕に対して、教理の訂正と組織の改善を求めました。すると、こう言われました。「これはクーデターだ。」その後間もなく、申氏は教団から追放されましたが、「季萬煕は宗教的詐欺師であり、新天地は詐欺集団である」と言い切っています。また、最後に、「私は異端を恐れない。恐れるのは、牧師たちの無関心だけだ」とのコメントを残しています。

韓国で輸血拒否による死亡事件

2012年2月16日(木)

 韓国のKorea Joongang Daily新聞(2010年12月13日号)の報道によると、エホバの証人の夫婦が輸血をさせなかったために、2ヶ月の娘が死亡したそうです。子どもは生まれた時から心臓の疾患があり、輸血の伴う手術が必要だと医者団から告げられましたが、親は、エホバの証人として輸血は受け入れられないと、手術を拒否。それに対して、病院側は裁判所から輸血を受けさせる命令書を発布してもらいましたが、夫婦はそれに従わず、輸血なしで同じ手術に成功したという病院に子どもを移しました。ところが、子どもはその1週間後に亡くなった、とのことです。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月26日(月)午前10時半より、埼玉県新座市にあるカルト研究リハビリ・センター(西武池袋線東久留米駅より徒歩20分)で開催されます。学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート4』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.