真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

 ウィリアム・ウッドとパスカル・ズィヴィー氏(マインド・コントロール研究所所長)との共著である『霊の戦い――虚構と真実』がいのちのことば社から出ることになりました。悪霊を縛りさえすれば、人間の健康も繁盛も、またあらゆる事業の成功も保証されるという極端な教理は、アメリカをはじめ、多くの国々で人気を呼んでいます。しかしその一方、クリスチャンの間で混乱を起こし、悲劇を招くケースもあります。本書は、この教えに聖書的なメスを入れて、正しい理解へと導きます。3月の上旬から全国のキリスト教書店で販売される予定です。

 今年の10月に、エホバの証人問題で悩む家族が、組織に対して質問状を出しました。家族は特に、1975年の秋にハルマゲドンが来るという預言が外れたことに対する説明を組織に求めました。ものみの塔の預言を真面目に信じた人々は、家や財産を処分してその代金を組織に寄付したり、大学に進学しなかったり、就職しなかったり、子供をつくることを諦めたりしました。組織の雑誌や書籍の中に、そのような生き方を明白に推奨する記事も多数ありましたが、預言が不発に終わった時点で、ものみの塔は詐欺罪を犯したことになるので、それなりの悔い改め(謝罪、弁償)が当然ではないか、と家族は組織に尋ねています。この問いに対して、組織は10月22日付の手紙の中で、こう答えています。
 「時代の重要性に注意を促す言葉がしばしば語られました。それに呼応して、生き方を見つめなおし、生活を調整した人々は多くいます。そのような調整の結果として何らかのマイナスを被ったと感じるとすれば、それは自分個人の益を中心に考えているためであると言えるでしょう。はるかに重要な創造者エホバ神のご意志と目的を中心に考える人は、イエス・キリストの述べた『終わりの時』の意味を考え、現存する体制の終わりが1975年に生じなくても、このことがむしろ創造者に対する専心的献身の思いを深める機会となったことを歓びとしています。」
 これは、ものみの塔の恐ろしいカルト性をはっきりと証明する文章です。自分たちの非を認めず、苦情を言う被害者のことを「自己中心的な人間」と罵り、詐欺的行為をしているのに「私たちこそ献身的にエホバのご意志を行なっている」と主張してはばからない、典型的なカルト体質が顕著に現れていると言わざるを得ないでしょう。

 11月9日に、韓国系の新しい異端に対応するために、「日本キリスト教異端相談所」が東京・新宿に開設されました。特に、既成教会に潜入して信者を奪ったり、教会を乗っ取ろうとしたりする「新天地」の被害相談や救出にあたる働きとして、期待されています。創設者の張清益牧師は、日本の教会が韓国発祥の異端との闘いを強いられていることを知り、「韓国人としてできることはないか」と考え、韓国の異端専門家のバックアップを受けながら、相談窓口を開くことにしました。張牧師によると、「異端が狙っているのは未信者ではなく、正統なキリスト教会の信者です。しかし、教会は全く無防備で、いとも簡単に惑わされ異端に連れて行かれてしまいます」のだそうです。また、いったん「新天地」などに入ってしまった者の救出は困難とされていたが、正しい聖書勉強によって彼らを取り戻すことができる、とのことです。

高等教育は悪?

2012年2月16日(木)

 韓国の万民中央教会の創始者イ・ジェロクは罪のない人間で、キリストと同列の存在とされています。神の右の御座にはイエスが座っており、左は空いていましたが、イ・ジェロクは左の席に座る権限を得たと言います。イ・ジェロクの霊は会員を回り、貧しい人を助け、病人を癒し、問題を解決すると教えます。「私の霊は眠る暇がない。神と同じように眠ることもまどろむこともない。神の光と完全に合体している。昼は太陽、夜は月、蛍光灯の中にもイ・ジェロクの霊がある」と主張します。「今週、月を見ると私の顔が映る」と信徒に教え、「見た人は手を挙げなさい」と言うと全員が手を挙げます。次の週に「太陽を見ると私の顔が映る」と教えると、やはり全信徒が「見た」と手を挙げます。霊的な目が開かれた人だけが見えるということになっているために、信者たちは「神のしもべ」からの評価を求めて、あるいは「霊性の低い者」とのレッテルを貼られることを恐れて、そのような現象が起きます。ある徹夜祈祷会で、イ・ジェロクが「今晩、神様が来られる。自分が神様を呼び寄せるので、父も子も聖霊も来られる」と話しました。教会員は皆、白い衣を着て教会に集まりました。イ・ジェロクも同じように白い衣をまとって登場し、講壇の左の席に座りました。真ん中と右の席は空いていましたが、真ん中には父なる神、右にはイエス様が座ると言いました。全員が沈黙して神様が来られるのを待っていると、いきなり放送室から声がしました。「皆さん、静かにしてください。罪ある人の目には見えません。罪のない人には見えます。」すると、一人の女性が「見えた!」と叫びます。そのあと次々に、「私にも見える!」と叫び始めました。そこで、また放送室からアナウンスが流れます。「神様は今、イ・ジェロク牧師先生を抱き締めています。イ・ジェロク先生は神様が愛している終末のしもべです。」イ牧師は「今、神様が帰ります。さようなら。拍手しましょう」と言ってから、説教を始めます。「私は神が遣わされた終末の神のしもべ。私が呼べば、神様もイエス様も聖霊様も来られる。イエス様は旧約の約束を成就したが、私は新約の約束をすべて成就しました」と語ったとのことです。

レイモンド・フランズ氏、死去

2012年2月16日(木)

 ものみの塔聖書冊子協会の元統治体成員で、組織の腐敗した体質を暴露した『良心の危機』の著者であるレイモンド・フランズ氏は六月二日に亡くなりました。88歳でした。1971年に統治体のメンバーとなったフランズ氏は、統治体の権威主義、非聖書的な行動と決断、偽善等に失望し、1980年にものみの塔を脱会。その後、執筆活動による組織の糾弾をすると同時に、組織に疑問を持っている現役信者、及び元証人の相談カウンセリングに専念していました。
 フランズ氏が亡くなって一週間後(6月9日)に、同じく統治体のメンバーだったセオドア・ジャラズも八五歳で、エホバの証人としての生涯を閉じました。他の成員から「ボス」というあだ名をつけられたジャラズは、一九七三年に統治体の仲間入りを果たしましたが、組織の「保守派」のリーダー的存在となりました。その融通の利かない、超保守的スタンスによって、多くのエホバの証人を苦しめたと言われています。その顕著な一例として、児童に対する性的虐待で長老が訴えられた場合、ジャラズは速やかに地域監督を派遣し、「訴えを止めないと排斥にする」と被害者を脅し、黙らせようとしました。その地域監督の中に、ガイ・ピアースという人がいますが、彼は後に(組織への忠誠の見返りとして?)、統治体のメンバーに任命されました。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が1月22日(月)午前10時半より、埼玉県新座市にあるカルト研究リハビリ・センター(西武池袋線東久留米駅より徒歩25分)で開催されます。学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート3』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.