真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

「同意できなくても従え」?!

2013年8月30日(金)

 2013年11月号の『ものみの塔』誌(研究用)に、東京地下鉄サリン事件の時に見られたような、オウム真理教信者の盲従を思わせる言葉が載っています。「待つ態度をどのように保てますか 」という記事の中に、「サタンは神の民への攻撃を強めていますから、今は内輪もめをすべき時ではありません。互いに近づき、他の人の不完全さを見過ごし、エホバの指導に対する確信を表すべき時なのです」という文章があります(19節)。これは、幼児性虐待の裁判などで、組織内の反発(動揺)を最小限に抑えるための防衛線のように見えますが、更にそれに続く、『7人の牧者と8人の君侯――今日のわたしたちにとってどんな意味があるか』と題する記事において、次のように書かれています。「その攻撃の際、エホバの組織から与えられる指示は奇妙で異例なものに思えるかも知れない。しかし、私たちは皆、同意できるかどうかにかかわらず、どんな指示にもすぐ従うべきである。それらに従うことは、命を意味するからである」(17節)。まるで、麻原彰晃の説法の一部を引用しているようです。それにしても、恐ろしい話です。

ある少女の祈り

2013年8月30日(金)

先月、私の親戚がメールで送ってくれた話ですが、アフリカのコンゴ共和国の病院で働いていたアメリカ人宣教師のお医者さんの証しです。ある若い女性が難産で、病院に運ばれて来ました。しかし、お医者さんの懸命な努力の甲斐もなく、女性は亡くなってしまいました。しかも、未熟児で生まれた赤ちゃんもとても危険な状態でした。保育器など、ありません。特に心配なのは、夜、気温が急激に下がった時です。コンゴは赤道直下にある国で、日中はとても暑いのですが、夜はかなり冷えます。とりあえず、お医者さんは病院にあったゴムで出来たたった一つの湯たんぽを使って、赤ちゃんを温めようと考えました。ところが、お湯を入れた途端、古くなっていた湯たんぽは破れてしまいました。仕方なく、その夜は焚き火をして、毛布で赤ちゃんをぐるぐる巻きにして、何とか赤ちゃんの命を守りました。
次の朝、お医者はいつものように、近くの孤児院を訪ねました。そして、子どもたちに、湯たんぽもなくて赤ちゃんの命が危ないこと、またその赤ちゃんの2歳のお姉さんがお母さんを亡くした悲しみでずっと泣いていることを話しました。そのことについて、皆で祈ろう、ということになりました。その時です。一人の10歳の女の子が、こう祈りました。
「神様、今日、湯たんぽを送ってください。明日では、間に合いません。今日、送ってもらわないと、困ります。またついでに、赤ちゃんのお姉さんを慰めるために、人形を送ってください。」
お医者はその率直な祈りに感動しながらも、なかなか「アーメン」とは言えませんでした。人間的に考えて、その祈りが答えられる可能性がないことが分かっていたからです。必要なものが与えられる可能性があるとすれば、母国の教会から支援物資として送られて来ることですが、アフリカに来て4年経っても、今までそのようなプレゼントが届いたことは一度もありません。仮に、誰かが支援物資を送ったとしても、その中に、湯たんぽを入れるはずもありません。赤道直下にある国だからです。しかし、奇跡が起きました。その日の午後、母国からの大きな箱が届きました。最初に、孤児たちのための洋服が出て来ました。また、病院の患者さんたちのための包帯も出て来ました。そして、次に、何と、湯たんぽが出て来たのです。お医者さんは泣き崩れました。最後に、箱の底に、包装紙に包まれた物が残っていました。箱から出さなくても、何であるか、分かりました。やはり、人形だったのです。
聖書の中に、祈りに関する約束が多く書かれています。

「求めなさい。そうすれば与えられます」(マタイ7・7)。
「あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます」(マタイ21・22)。
「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう」(エレミヤ33・3)。

どれも素晴らしい約束ですが、問題は、素直な信仰をもって、これらの約束を受け入れることができるかどうか、ということです。大人になると、私たちは素直さを失って、ひねくれた考え方に陥ってしまうことがあります。「私の祈りなど聞かれるはずがない」とか、「人間は自分で努力して問題を解決すべきであって、祈りという安易な手段に頼るべきではない」とかいうような考えを持つ訳ですが、一見して、成熟した大人の、バランスの取れた考え方のように見えるかも知れません。しかし、その背後には、様々な人生の傷や、人間のプライドが隠されています。そして、私たちはその頑なな心の故に、大きな損をしています。神の約束は真実です。素直な気持ちで、お祈りをすれば、私たちの理解を越えた大いなる事が起きます。大人のプライドを捨てて、あなたも祈ってみませんか。

カルト救出全国セミナー開催

2013年7月3日(水)

 6月14日から23日にかけて、第21回カルト救出全国セミナーが東京、札幌、奈良、岡山の4カ所で開かれました。参加者数はそれほど多くはありませんでしたが、各会場において、充実した内容のセミナーができました。
講師のロス・アンダーソン師は、「モルモン教の起源」、「ジョセフ・スミスと教会の回復」、「モルモン教の幸せ計画」のテーマを取り上げて、モルモン教会の知られざる実体を明らかにしました。
アンケートに答えた方々は、「素晴らしい内容だった」、「様々な考えの整理が出来た」、「日本人牧師が少なかったことは残念だが、内容は充実していた」などのコメントを書いてくださいました。
また、東京のセミナーには、元モルモン教徒で、クリスチャンになったばかりの女性も参加しましたが、彼女のお父さんはモルモン教会の中で巡回監督の仕事をするほどの実力者で、モルモン教の神殿の設計にも携わっていた人物です。

 6月15日付のニュージーランドの新聞によると、中央ウェリングトンのあるエホバの証人男性が何百人もの女性、女子学生のスカートの中を盗撮していた疑いで逮捕されたそうです。昼休みの時間や伝道中においても犯行がなされたとのことですが、警察の発表では、1000人以上の女性や少女が犠牲になっている可能性があります。男はブリーフケースに自作の撮影装置を取り付けて、撮影をしていたようです。更に、同じ会衆の人の家のバスルームにも隠しカメラを取り付けていたとのことですが、男は元々、国務省の職員です。彼に対して排斥処分を下した会衆の長老は、「エホバの証人はとても高い倫理基準を守っていますが、この事件はそれを吹き飛ばしてしまいました」と述べています。一方、エホバの証人による事件が世界各地で起こっている中で、「これは予言の成就だ。エホバはご自分の組織を清め、ふるいにかけておられる」との主張を掲げているウエブサイトも登場しています。

 3月7日に、靖国神社において、「文鮮明慰霊祭」が行なわれました。その中で、文鮮明に対して、「真のお父様こそ人類のメシアです。ご冥福をお祈りします」との祈りが捧げられていますが、参加者の中に、プロテスタント(日本聖公会、日本基督教団)の牧師も、カトリックの神父もいました。聖職者として資格がない、と言わざるを得ません。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月27日(月)午前10時半より、東京都東久留米市にあるカルト研究リハビリ・センターで開催されます。
今回は、特別ゲストとして、ジャン・ドウゲン師夫妻が参加されます。元カルト信者を励ますためのメッセージを語っていただく予定です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.