真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

幸せな結婚の秘訣

2012年2月16日(木)

 ある牧師夫婦がカナダで開拓伝道をして、数年のうちに、立派な教会が出来ました。ところが、ある日、まだ38歳の奥さんが突然、脳脊髄硬化症の発作で倒れて、下半身が麻痺してしまいました。しばらく入院することになりましたが、看病に当たろうとしていたご主人に対して、奥さんは意外な行動を取りました。結婚指輪を外して、「好きにして良いよ」と言ったのです。つまり、「こんな身体障害者と一緒にいるより、あなたは別 の女性と結婚した方が良い」、という意味だった訳です。しかし、ご主人は奥さんを捨てませんでした。牧師の働きをやめて、献身的に奥さんの看病に当たりました。苦しい日々が続きましたが、徐々に奥さんの状態が良くなり、ご主人と共に、再び教会の働きに復帰できたということです

 キリスト教の結婚式の中で、牧師は新郎新婦のために、次の誓約の言葉を読みます。

 「あなたは神の教えに従って、夫(妻)としての分を果たし、常に妻を愛し、敬い、慰め、助けて変わることなく、その健康の時も、病の時も、富める時も、貧しき時も、いのちの日の限りあなたの妻(夫)に対して堅く節操を守ることを誓いますか。」

 この言葉に対して、新郎新婦は順番に、「はい、誓います」と、大きな声で言いますが、誓約を守っている限り、幸せな結婚生活が送れます。しかし、悲しいことに、結婚したカップルの半分は離婚すると言われている時代です。新婚旅行のために成田に向かう途中で、喧嘩をして別 れる夫婦もいると聞きます。良い夫婦関係を保つということは、なかなか難しいのですが、聖書の中に、結婚した夫婦を支える、とても力強い言葉があります。

 「しかし、想像の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。それゆえ、人はその父と母を離れて、ふたりの者が一心同体になるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません」(マルコ10章6-9節)。

 イエス・キリストはここで、「妻を離別することは許されるかどうか」という質問に答えています。この質問をぶつけてきたパリサイ人は、離婚状を書きさえすれば、簡単に妻と離婚できると考えていました。しかし、キリストは、彼らの結婚観に根本的な勘違いがあることを指摘しておられます。結婚は、人間的なレベルで行われる取引ではありません。都合が悪くなれば破棄すれば良い、というものではありません。結婚とは、二人の人間が神によって結び合わせられることなのです。どの時代の、どのカップルも、この事実を信じるべきです。勿論、本人たちが、お互いのことが好きになって、自分たちの意志で結婚しようと決意する訳ですが、その背後に、神の導きの御手があるのです。あくまでも、自分たちの意志だけで結婚したと思っている人は、自分たちの意志でまた、離婚できると考えます。しかし、神によって結ばれたと確信している夫婦は、多少の困難があっても、別 れないのです。