真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

お母さん、神様の肌は何色?

2012年2月16日(木)

 1921年に、ポーランドの保守的なユダヤ人の家で生まれ育った女性は、2歳の時に家族と共にアメリカに移民し、やがて黒人の牧師と知り合い、結婚することになりました。相手がクリスチャンであること、しかも黒人であることで、家族からの猛反対に遭いましたが、女性は自分の決心を貫きました。すると、縁を切られ、死んだかのような扱いを受けたのです。想像を絶する心痛の中にあっても、女性は幸せな家庭を築き、12人の子供に恵まれます。しかし、黒人の父と白人の母を持つ子供たちも、やがて、「私は何者なのだろうか」と悩み始めます。お父さんほど肌が黒くないし、お母さんのように白い訳でもない。ある日、一人の子供が母親に尋ねました。

 「お母さん、僕は黒人なの?それとも、白人なの?」

 お母さんは答えました。

 「あなたは、黒人でもなければ、白人でもない。あなたは人間なんだ。とにかく、一生懸命に勉強して、立派な人間になりなさい。」

 そこで、子供は再び、母親に質問をぶつけました。

 「お母さん、神様の肌は、何色?」

 母親はしばらく考えてから、言いました。

 「神様の肌はね、ちょうど水のように、色がないの。」

 何という名答でしょうか。この母親の言うように、神の肌色はまさに、水のようです。神は白人ではないし、黒人でもありません。また、黄色人種でもありません。すべての人種を同じように愛され、平等に扱ってくださいます。聖書に書いてあるとおりです。

 「ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つだからです」(ガラテヤ書3章28節)。

 私たち人間はとかく、自分の人種や国籍や家の系図を重んじたり、誇ったり、それで優越感を持ったりしがちですが、そのプライドこそが、多くの争いの原因となっているのではないでしょうか。しかし、自分が神の前で罪人であることを悟り、キリストの十字架による赦しを体験する時に、肌色など、どうでもよくなります。十字架の前に立つなら、優越感が消え去り、憎しみの心も、打ち砕かれるのです。

 パウロは、長年、ユダヤ人と異邦人との間で続いていた争いが、キリストの十字架によって止んだ、と述べています。

 「ですから、思い出してください。あなたがたは、以前は肉において異邦人でした。すなわち、肉において人の手による、いわゆる割礼を持つ人々(注:ユダヤ人)からは、無割礼の人々と呼ばれる者であって、そのころのあなたがたは、キリストから離れ、イスラエルの国から除外され、約束の契約については他国人であり、この世にあって望みもなく、神もない人たちでした。しかし、以前は遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスの中にあることにより、キリストの血によって近い者とされたのです。キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。・・・敵意は十字架によって葬り去られました」(エペソ書2章11節~16節)。

 あなたも、キリストの十字架の前に立ち、「私の罪をお赦しください」と祈りませんか。きっと、肌色の違う人に対する見方が変わるはずです。