真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

カルト関連ニュース

 幼少期にエホバの証人の長老から性的虐待を受けた、米国サンディエゴの男性の訴えが10月31日に認められ、それに対してものみの塔聖書冊子協会は、被害者に1350万ドル(約15億円)の損害賠償の支払いが命じられました。被害者はホゼ・ロペス(35歳)など8人で、1982年から1995年まで、ゴンザロ・カンポス(リンダヴィスタ・スペイン語会衆長老)から虐待を受けています。弁護士アーウィン・ザルキン氏の話によると、裁判官が判定した高額な賠償金はロペスさんが受けた虐待の衝撃の大きさを反映しているそうです。ロペスさんは未だに、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状、依存症や信頼感の欠如などの問題で苦しんでいる、とのことです。更に、ザルキン氏は、「損害賠償はものみの塔が何年もの間、この問題を隠蔽し、複数の子供たちが傷つく結果を招くことになった許しがたい行為に対応したものである。彼らは犯罪を保護し、かくまったのである」と述べています。

「全能神」の二人の信者が処刑

2014年10月31日(金)

中国の公安局から、カルト(邪教)と見なされている「全能神教会」(別名:「東洋の稲妻」)の二人の信者が10月11日、中国当局によって処刑されました。二人は去る5月に、山東省のマクドナルド店舗内で客の女性に勧誘の目的で話しかけ、電話番号を聞き出そうとしたところ、断られたために、女性の頭を椅子などで殴ったうえ、足で蹴ったりなどして死亡させました。二人は警察の調べに対して、「彼女の中に悪霊が宿っていた。その悪霊をやっつけようとしただけだ」と弁明していたとのことです。1989年にZhao Weishanという中国人によって創立された「全能神」は、1990年にキリストが再臨したと主張するグループですが、その「再臨のキリスト」は創立者の妻、Yang Xiangbinという女性だそうです。

 先月、ランダル・ウォーターズ氏(元ものみの塔本部奉仕者)のウェブ・サイト(freeminds.org)に、ネストル・クイーラン氏とのインタビューの映像が公開されました。クイーラン氏は1961年にエホバの証人として洗礼を受け、1967年から1977年にかけて、スペインで宣教師として働きました。その伝道活動の中で、当時のスペイン政権に迫害され、投獄されることも2回ありました。ものみの塔協会から、その功績が認められ、地域監督に任命され、やがて1977年にニューヨークにある本部に招かれ、3年間、『新世界訳聖書』のスペイン語版の翻訳に携わることになりました。しかし、クイーラン氏が本部で目にしたものが、彼に大きな衝撃を与えました。働いている人たちの中に、怒りや悲しみを抱えている人、極度のストレスや恐怖の中で生活している人が余りにも多かったのです。彼は毎日のように、苦しんでいる人々の相談役を引き受けることになりましたが、その時、彼が考えたことは、「ここには、神のみわざは現れていない」ということです。そのことについて、当時、統治体の成員の一人だったレイモンド・フランズ氏に打ち明けました。フランズ氏も同じような疑問を持っていたことを知ると、「私はなぜ、ここにいるのか」と真剣に考えるようになり、1980年にベテル本部を去ります。クイーラン氏は近々、自分の体験をまとめた本を、スペイン語と英語で出版する予定です

これまで大都会ニューヨークのブルックリンに本部を置いていた「ものみの塔聖書冊子協会」ですが、人里離れたニューヨーク州ウォーウィックへの移転をするため、大がかりな建設プロジェクトを進めています。既に、ブルックリンの一等地にある34の建物のうちの半分を売却し、その膨大な資金をウォーウィックの施設に当てています。それも、最新の設備を備えた、「カントリークラブ」と言われてもおかしくないほどの豪華な施設になるようです。しかも、核戦争にも耐え得る頑丈な作りになっていると言われます。しかし、ハルマゲドンが間近に迫っていると警告する団体が新しい施設のために何十億円ものお金を投資する必要があるのでしょうか。建設プロジェクトに携わっている信者の話によると、「ブルックリンの建物はすべて、ハルマゲドンで滅ぼされるけど、ウォーウィックで建設しようとしている物は、ハルマゲドン後でも、エホバの千年王国で十分に活用できる。だから、極めて合理的なプランだ」そうです。果たして、どれほどのエホバの証人がその論理について行けるのでしょうか。高齢になった「統治体」のメンバーたちが楽しく老後生活を楽しむための「カントリークラブ」だと見破る人もいるかも知れません。

中国国営新華社の7月25日付の報道によると、河北省衡水市の公安局は、中国でカルト(邪教)とされる「全能神」の幹部ら74人を拘束し、組織の拠点36カ所を摘発し、捜査に乗り出しました。摘発の理由は、「一定の規模の集会や政府の管理に抵抗する動きが見られ、社会に悪影響を与えている」ことです。更に、捜査関係者は、「利益のために違法に金品を集め、信者を洗脳して、脱退しようとする者には暴力をふるってコントロールする」と指摘しています。「全能神」は1990年から活動を開始しており、今現在、信者数は100万人を越えると言われています。教団は特に終末論を強調して、「どんな災難があっても、全能神が救ってくださる」と教えています。しかし、その一方、「全能神」に対する信仰を掲げながら、幹部らは従わない信者や入信の決心がつかない求道者に対して暴力を辞さないようです。その権威主義的体質を露わにする事件が5月に発生しています。山東省のマクドナルド店舗内で客の女性が「全能神」の信者ら男女6人のグループに殴り殺されました。グループは女性を勧誘するため電話番号を聞き出そうとしましたが、拒否されたため、暴行を加えたとされています。ちなみに、教団の宣伝映画がyoutubeに出ており、日本語の字幕も付いています。今後、日本にも上陸するのでしょうか。