真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

カルト関連ニュース

福永法源の「復活祭」?

2015年8月20日(木)

 「法の華」という宗教団体の設立者で、「足裏診断」などで信者から約1000億円もの金を集めて詐欺容疑で逮捕され、2008年に懲役12年の実刑判決を受けた福永法源(70歳)。栃木県の黒羽刑務所に服役していましたが、昨年、密かに出所していたことが今年になってから明らかになりました。真面目な刑務所暮らしが認められて刑期が短縮されたようですが、自由の身となった福永は早速、2015年4月5日に、東京都内のホテルで本人の「復活祭」を行ないました。福永の過去の映像が映し出されたり、幹部信者への称号授与式があったりしました。また、福永の講演もあって、その中で、「今でも、全然罪を認めていない」とか、「今日の朝、天声はこんなことを言っている。『罪に陥れた人、有罪を決めた連中はみんな捕まっている』」、とか、「どこまでも筋を通せば勝ちです。おどおどしたら負けです」とか、「これから70億人救済が始まる」などと力説しました。今後、「よろこび家族の和=天華の救済」と名を変え、活動を再開する模様です。2005年から2008年まで続いた裁判の中で、検察側は、「宗教活動に名を借り、組織ぐるみの詐欺を推進した詐欺師。反省の情はみじんもない」と主張しましたが、6年に及ぶ刑務所生活は福永の性格に何の変化ももたらさなかったようです。

波紋を呼ぶ統治体成員の発言

2015年6月26日(金)

 去る4月25日に広島県三原市で開催されたエホバの証人の地域大会において、統治体のメンバーの一人、スティーブン・レットが講演を行ないました。その中で特に強調されていたのは、「高等教育よりも伝道を優先しましょう」ということだったようです。ものみの塔協会は、過去において、何度も世の終わりが間近に迫っているからと言って、若者の進学は望ましくないとの見解を発表しています。それによって、真面目な若者たちは進学や就職の夢を諦めて、人生を棒に振っています。そのことに対して組織は謝罪もしていないし、何ら反省もしていません。だからこそ、同じ過ちを犯すと言えます。更に、youtubeに掲載されている、エホバの証人の別の大会の動画では、レット氏は組織の中で児童に対する性的虐待が容認されてきたという報道を取り上げて、「背教者が作り出した偽りだ。馬鹿げている」と断言しています。長老などから性的虐待を受けている無数の被害者たちは、その動画を見て、心を痛めているに違いありません。

 日本で唯一、「メガチャーチ」(礼拝出席者数が2000人以上の巨大な教会)と呼ばれていたヨハン東京キリスト教会。東京の東中野にある本部教会以外の40カ所においても支部教会を開拓し、その信徒数の合計は5000人を越えて、注目を集めていました。ところが、昨年の夏、主任牧師の金圭東(キム・ギドン)の私生活における数々の問題が発覚し、辞任に追い込まれました。その後、リーダー層が一般信徒たちと共に権威主義的になっていた教会の体質を見直す動きが進み、5月に、ウィリアム・ウッドを迎えてのセミナーが3回、開催されました。テーマは「健全な教会として歩む」でしたが、初回は「健全な教会はイエス・キリストが崇められる教会」、2回目は「健全な教会は霊的成長(自立)が見られる教会」、3回目は「健全な教会は自由のある教会」と、教会が聖書から逸脱し、カルト化してしまうその原因が具体的に説明されました。セミナーを通して気持ちの整理がついて、前に進もうとする信徒もいますが、傷が深く、様々な混乱の中で苦しんでいる方もかなりいます。特に深刻なのは、牧師から結婚を命じられていたカップルです。恋愛の末、結ばれたのではなく、ただ牧師の命令によって結婚させられた方々ですが、その結婚をどう考えれば良いか、迷っています。今後も、しばらく、学びとカウンセリングが必要ですが、教会として、健全化を目指して、確かな一歩を踏み出したと言えそうです。

寺・神社に油を撒く産婦人科医

2015年6月26日(金)

 日本全国の100カ所以上の寺や神社に油のような液体を撒いたとして、千葉県警が金山昌秀(52歳)という、ニューヨーク在住の産婦人科医に逮捕状を出しました。まだ、身柄は拘束されていませんが、ある情報によると、マニラに身を潜めているそうです。韓国帰化人である金山は、2013年5月、IMMJapan(インターナショナル・マーケットプレイス・ミニストリー)というキリスト教系の宣教団体を設立しています。その目的は、一人一人が神に遣わされた場所(職場・学校・家庭)で献身して、主のために働くように、日本のクリスチャンを訓練するということです。金山氏の話によると、福音宣教の最前線は日本であるから、日本にリバイバルが起きないとキリストの再臨はない、ということです。また、リバイバルのカギは、日本国を覆っている悪霊との戦いに勝利することだとして、悪霊の住処になっている寺や神社に油を撒くことによって日本を清め、悪霊の力から解放するのだ、と話しています。その「清めのわざ」は、「すべて聖霊の導きに従ったことだ」そうです。ちなみに、旧約聖書において、祭司や王が職務のために聖別されるように頭に油を注ぐ儀式が行なわれました。その場合、油は聖霊を象徴しており、神の霊によって奉仕ができるようにとの願い・祈りが込められていました。また、祭壇、幕屋とそれに関係する備品に油が注がれた例もあり、俗用から聖別されて神のために用いられるようにするために行なわれました。新約聖書では、社交場の行為として、客に対するねぎらいや栄誉を表すために油を塗ることがありました。また、病人の癒しのために祈る時に頭に油を用いる習慣も、死人の身体に油を塗る習慣もあったようです。しかし、悪霊の力を打ち破るために、あるいはリバイバルをもたらすために、異教の礼拝場所に油を撒くという聖書記述は一切、ありません。金山氏は、自らを「エリヤ・クラスの預言者だ」と自負しています。「父なる神、イエス・キリスト、聖霊のそれぞれの声を聞き分けられる」とも言っていますが、その行ないは決して聖書的だとは言えません。日本の福音宣教に貢献しているとも言えません。むしろ、多くの日本人の反感を買っているのです。更に、各地での講演会において、「悪霊との戦い」や、「悪霊の追い出し」を強調するメッセージは、精神疾患のある人に精神的なダメージを与えています。沖縄などで自殺をしている人もいると報告されています。

 さる2月20日に、奈良県の関西聖書学院において、真理のみことば伝道協会主催の第23回全国セミナーが開催されました。ウィリアム・ウッドとジャン・ドウゲンがそれぞれ、1時間半ずつ、「カルトの説く霊的パラダイス」について講演をしました。参加人数は20人程度でしたが、何人もの元エホバの証人と共に、家族の救いを願う方々が愛知や広島から集まり、有意義な学び・交わりの時が与えられました。セミナーの講演を「カルト救出全国セミナー」で検索すれば、youtubeで見ることができます。