真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

カルト関連ニュース

 9歳の時から一年間、エホバの証人の男性信者から性的虐待を受けたとして、キャンディス・コンティーという女性(26歳)が、ものみの塔聖書冊子協会と加害者と加害者の所属するノースフリーモント会衆に損害賠償を求めた裁判で、6月13日に、アメリカのカリフォルニア州最高裁で判決が言い渡されました。裁判官は、280万ドル(22億円)の賠償命令を出すと共に、2年間、協会の資産(約800億円相当)の凍結も命じました。賠償金の40パーセント(8億8000万円)は、ものみの塔が支払うことになっており、その支払いの責任から逃れられないようにするための処置ですが、この資産凍結の命令が、賠償命令よりも組織に大きなダメージを与えると見られています。この数年間、経済的に苦しい状態が続いているものみの塔協会は、節約対策の一環として、ニューヨークのブルックリンにある不動産を売却して、本部の移動を計画していました。この計画以外にも、雑誌の縮小(2013年1月から『ものみの塔』誌も『目ざめよ!』誌も32頁から16頁のものになる)、ギレアデ学校の閉鎖、世界各地での支部の閉鎖、会衆の合併など、様々な策を講じてきましたが、ブルックリンの資産の処分ができなくなると、より一層、厳しい状況に置かれます。ベテル本部の元長老ランダル・ウォーターズ氏は、「今回の判決は、ものみの塔協会の船を沈める最後の一撃だ」とコメントを発表しています。ウォーターズ氏は、経済的なダメージと共に、組織のイメージダウンに注目しています。真面目に組織に従ってきた信者たちは、自分がエホバの証人であると名乗ることが恥ずかしくなり、かなりの人が組織を離脱するのではないかと見ています。なお、今回の判決を受けて、一般の人々から、「どうして組織が一人の信者の行動に対して賠償をしなければならないのか」との批判も出ています。しかし、裁判で証明されたことは、児童への性的虐待が発覚された場合、各会衆の長老が組織の指示に従って、警察に通報せずに、隠ぺいを図っていたということです。ちなみに、裁判を起こしたキャンディス・コンティーさんは、その動機について、「ものみの塔協会に方針を変えさせたいと願っていたし、他の被害者たちにも勇気を与えたかった」と話しています。

 アレン・ジョン・ミラーというオーストラリア人(47歳)が自らを「キリストの生まれ変わり」と称して、「神の愛の道」という団体を発足し、世界的に注目を集めています。ミラー氏はエホバの証人の元長老で、売春婦と接触を持ったことが発覚されて、ものみの塔聖書協会から排斥された人物ですが、今、「私はイエス・キリストである」と公言しています。2歳の時から十字架につけられた時の記憶があったそうです。更に、驚いたことに、彼の信者たちも、2000年前に生きており、十字架の悲劇を目撃したと、涙ながらに証言しています。現在、ミラー氏と同棲している女性も、「マグダラのマリヤ」と自称。マスコミの取材に対して、ミラー氏は、「聖書に書かれている奇跡をすべて行なった訳ではない。多くの病人を癒したのは事実だが、水をブドウ酒に変えたとか、水の上を歩いたことはない」と話しています。また、すべてを投げ捨てて彼に付き従っている「弟子」が30人、「使徒」と呼ばれる人々が13人おり、彼らによって世界的な布教活動が行なわれているようです。言うまでもなく、これらの「使徒たち」は、2000年前の初代教会のリーダーたちの生まれ変わりです。主な伝道手段は、ミラー氏の講演のdvdの分配、及び、インターネットからのダウンロードです。講演の中で、ミラー氏は「私はイエスだ。その事実を受け入れなさい」と自己紹介をしてから、人々の感情に訴える話をします。特に、幼少時代からの恐れ、怒り、心の傷などのことに触れると、聴衆の中から号泣する人々が出て来ます。また、講演の途中で人々を前に来させて、幼少時代のことを聞き出すと、震えだしたり、怒りを爆発させたりする人もいます。彼らは講演の後、「すっきりした。良い気持ちになった」と話します。しかし、こうした「証し」を受け入れられない家族や伴侶もいます。家族の反対に対して、ミラー氏は「家族の者がその人の敵となります」というキリストの言葉を引用して、「私は2000年前もこの問題に直面したし、今もそれと戦っている」と説明します。既に、離婚を決意した信者や、家族と別れた者もいますが、彼らを受け入れるためにクイーンズランド州で300ヘクタールの土地を購入し、避難所を作っています。今後、世界各地で避難所を建設の予定。その理由は、家族の反対ばかりでなく、迫っているハルマゲドンから信者を守ることにあるようです。ミラー氏の話によると、数年のうちに全く消え去る国もあるし、激変する国もあるそうです。また、大地震が発生したり、100メートルを越える大津波も起こったりするし、太平洋の真ん中に新しい大陸が誕生するとのことです。カルトの専門家たちは、「ハルマゲドン説」の強調と共に、教団がますます一般社会から孤立していくのではないかと、危機感を強めています。また、1978年の「人民寺院」集団自殺の再現の可能性を指摘する声も出ています。今現在、「神の愛の道」の信者数は数百人、求道者数は数千人と推定されています。

モルモン教の実態を暴露するBBC

2012年4月17日(火)

 先月、イギリスのBBCが「モルモン教の大統領候補者」というドキュメンタリー番組を作成しました。アメリカ共和党の大統領候補者となることが確実と見られるミット・ロムニー氏にスポットを当てながら、ベールに包まれたモルモン教会の実態に迫ります。現在、1,400万人もの信者と、巨大な富(約24兆円と推測される)を有する当教会は、テレビのコマーシャルを利用して、”I am a Mormon”(「私はモルモン教徒です」)というキャンペーンを行なっています。コマーシャルに登場する男女たちは、「家族を大切にする普通の人間」というイメージを演じたり、「人々がキリストを身近に感じられるようになってほしい」とクリスチャンらしい言葉を述べたりします。
 しかし、ドキュメンタリーの中に、正反対の証言をする元モルモン教徒も出ており、「モルモン教はカルトだ」と明言して、その具体的な根拠も挙げています。弁護士で、教会を脱会した一人の女性は、発想の自由がないことと、奇妙な行動パターンを問題にしていました。その「奇妙な行動」の一つは、「魔法の下着」の着用です。神殿でもらうこの下着は、災いから守ってくれる力があるとされているもので、モルモン教徒はそれを決して身から離しません。別の男性は、教会のカルト的体質を示すものとして、指導者への忠誠心、細かいルールの厳守、脱会した信者に対する徹底的な無視を指摘しています。「モルモン教会は、元信者の家族、社会的地位、そして仕事までも奪う」のだそうです。
 更に、ドキュメンタリーの中で紹介されたのは、「教会員を強化する委員会」の存在です。表向き、一夫多妻を実践する分派グループの悪影響から信徒を守ることが主な仕事とされていますが、実際は、教会から排斥された人や、教会に反対活動を行なっている団体を監視するグループです。教会の脱会者を懲らしめるために、19世紀にジョセフ・スミスによって設立された「ダンの部族の者たち」、あるいは「滅ぼす天使団」と呼ばれた集団の名残と見ている人もいます。いずれにしても、「教会員を強化する委員会」の中には、元CIA(米国中央情報局)や元FBI(連邦捜査局)の人間も多く入っており、彼らの「スパイ活動」の対象になった元モルモン教徒が何人も出て来ます。その一人は、ミット・ロムニーの従兄に当たる男性です。ドキュメンタリーの中で、彼は次のように証言しています。
 「私が教会を出たのは、その欺瞞的な体質に気付いたからです。指導層は、信者を騙し、またコントロールするために、教会の歴史に関する不都合な事実を故意に隠蔽しています。そのことを知って、教会から去って以来、何度も尾行された経験があります。」
 一夫多妻者をひいおじいさんに持つ当のミット・ロムニー氏は、演説の中で自分がモルモン教徒であると明言することを避けていますが、1960年代、フランスで二年半、宣教活動に携わっています。また、1980年代はマサチューセッツ州ボストン市の教会で5年間、4,000人もの教会員の監督として働いた経験もあります。また、彼が今まで、モルモン教会に対して2億4000万円ほどの献金をしたと言われています。このように、熱心なモルモン教徒であるミット・ロムニー氏ですが、教会に対して疑問を持つ人が多いことを知っているので、「モルモン教」という言葉を口にすることはほとんどなく、「イエス・キリストに対する献身的な思い」というような表現を用いて、強い政治的影響力を持つ福音派のクリスチャンに自分の信仰をアピールします。
 しかし、ロムニー氏の演説や教会のコマーシャル・キャンペーンに見られる「正統的キリスト教」のアピールは、巧妙なプロパガンダであり、嘘です。モルモン教の基本教理は、「人間が神になれる」ということです。つまり、父なる神も、イエス・キリストもかつては、普通の人間であり、自らの努力によって昇栄(進化)し、神になったという話です。また、同じ過程をたどった神々が数え切れないほど存在する、とのことです。
 こうしてモルモン教会(正式名:「末日聖徒イエス・キリスト教会」)は、聖書から逸脱しており、到底、「キリスト教」とは呼べない宗教です。ミット・ロムニー氏が共和党の大統領候補者として選ばれることが確実となった今、モルモン教に対する正しい認識を持つことに重要な意味があります。

 統一協会の創立者文鮮明(91歳)は、膀胱癌や認知症など健康悪化が噂されていますが、ギャンブルにかける情熱は全く衰えていないようです。文教祖はブラックジャック、韓鶴子夫人(68歳)はスロットマシーンがお気に入りだと言われていますが、ギャンブルの資金は、日本から運ばれています。修練会に参加するという名目で、毎回、110人の信者たちが1万ドルずつ持って渡航し、現地で回収します。再臨のメシヤを名乗る文鮮明夫妻がギャンブルに熱中するのは、立派な使命があるからだそうです。文教祖は信者たちの前で、こう語っています。「堕落した者をも救わなければならないから、お父様自ら実践している。ラスベガスのような霊界が悪い所へ行くことで、その土地が清くなり、奇跡のような神の摂理が始まるのだ。」この崇高な使命遂行のために、日本の信者たちはいよいよ、献金を要求されています。真面目な信者は自分で借金を重ねて献金に応じていますが、自己破産をする者や、自殺する者も出ています。

 去る8月27日、熊本県長洲町にある「中山身語正宗」の宗教施設で、「除霊」と称して強制的に「滝行」を受けさせられていた中学2年生の舞鴫ともみさん(13歳)が、大量の水が肺に入って意識を失い、病院に運ばれましたが、翌朝、死亡しました。警察の話によると、ともみさんは宗教施設で働く僧侶、木下和明と、父親の舞鴫淳に椅子に縛り付けられたうえ、顔を強制的に水に向けさせられていたそうです。10分間に40リットルの水を浴びせられましたが、100回以上、「滝行」を強制された、とのことです。ともみさんは元々、精神的に不安定なところがあり、そのことで悩んでいた両親が知り合いに相談したところ、「中山身語正宗玉名教会」を紹介されたといいます。「天の声」を聞いて病気を治すと噂されていた木下僧侶のところに行くと、「病気の原因は、霊に取りつかれていること。修行によって除霊をやれば、健康になる」と言われたそうです。木下僧侶は父親と共に、傷害致死の容疑で逮捕されましたが、容疑を否認しています。「椅子に縛り付けて、滝行を行なうのは暴行ではない」と言っている、とのことです。また、他の信者は、「マインド・コントロールではない」とマスコミの取材に応じていましたが、普通の常識では考えられないことが起こっても、そのように感じないというのがカルト教団でよく見られる現象です。自分で考えたり、判断したりすることを止めて、「天の声」を聞く教祖に無条件に服従する信者たちは、物事の真相が見えなくなり、危険なことを命じられても、「問題ない」と盲進してしまうのです。ちなみに、1952年に宗教法人の認証を受けた「中山身語正宗」は、「他の施設では除霊をやっていない」とのコメントを発表しています。