真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

カルト関連ニュース

 去る12月1日に、イタリアのミラノの中心にある広場で、100人の元エホバの証人による抗議デモが行われました。講義者たちの意図は、ものみの塔聖書冊子協会の脱会者に対する扱いと、その扱いによって家族に与える悪影響について訴えることにありました。ものみの塔協会の方針では、信者たちは組織を離れた人間を徹底的に無視しなければなりません。家族間においても、このルールは徹底的に守られています。つまり、組織に留まった親は脱会した子どもとの交際を断つこともあるし、その逆のケースもあり得ます。こうして、組織の冷酷な方針によって多くの家族が破壊されていますが、家族の絆を大事にするイタリアでは、特にそのことは問題視されています。講義者たちは朝の9時から夕方の5時まで、拡声器などを使って通行する人々に訴えながら、4000枚ほどのチラシを配布しました。通行人の中に、二人のエホバの証人女性がいて、抗議者と激しく議論する場もありましたが、彼らの狙いは、あくまでも一般人にものみの塔に関する警鐘を鳴らすことにあったようです。

 真理のみことば伝道協会主催の「第21回カルト救出全国セミナー」の講師として、ロス・アンダーソン牧師を迎えることになりました。アンダーソン師は元モルモン教徒で、現在ユタ州で福音的教会の牧師をしています。6月14日に東京、6月18―19日に札幌、6月21―22日に大阪、6月23日に広島でセミナーを開催する予定です。モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)は、日本ではまだ信者数が少なく(11万人)、その85パーセントは「幽霊会員」になっていますが、今後、死者の救いのための身代わりバプテスマや、家族の絆を強調する教えによって、多くの日本人の心をつかむのではないかと、専門家いたちは見ています。また、モルモン教会は膨大な富を持っており、アメリカなどで教会の宣伝(テレビのコマーシャル等)に力を入れていますが、いずれ日本でも同じことが試みる可能性があります。今回のセミナーは、ちょうど津波が来る前の通報の役割を果たすでしょう。

『霊の戦い 虚構と真実』(ウィリアム・ウッド、パスカル・ズィ―ヴィー共著)の点訳ができました。沖縄点字図書館に登録されるので、全国どこからでもネットで検索できて借りる事ができます。点訳されているキリスト教関係の本は良い本が少なくて、問題のある牧師、繁栄の神学の信奉者が書いている本が多いようですが、『霊の戦い 虚構と真実』が目の不自由な方々に歓迎されることを祈ります。

 福岡の元エホバの証人の集まりである「オリーブの会」の協力によって、先月、『ものみの塔の知られざる素顔』が沖縄や宮古島で配布され、大きな反響を呼んでいます。何件かの問い合わせがあり、すぐに脱会した方もあった、とのことです。また、トラクトを配布した方から、「更に、千部、送ってください」との要請が真理のみことば伝道協会の本部に来ています。

文鮮明の死亡と統一協会の混乱

2012年11月9日(金)

 統一協会の創始者である文鮮明が、9月3日に韓国の病院で死亡しました。92歳でした。彼の死亡によって、「地上天国」を実現できなかったということになり、その教えが嘘であったことが明らかになった訳ですが、協会側から恐らく、「信者の努力が足りなかったから使命を果たすことができなかった」というような説明がされるでしょう。勿論、この説明に納得できずに、脱会する人が続出するでしょう。しかし、熱心な信者は過激な行動に走る可能性もあります。また今後、注目されるのは、後継者争いです。当面は文鮮明の妻が前面に出て、四男の国進が企業を、七男の亨進が宗教を継ぐと見られていますが、それに対して三男の顕進は黙っていません。既に兄弟間で告訴合戦が始まっており、韓国ばかりでなく、アメリカ、ブラジルと広がりつつあります。