真理のみことば伝道協会

カルト宗教被害者の皆様の問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

オウム観察処分更新

2018年3月14日(水)

 公安審査委員会は1月22日、オウム真理教(アレフ、ひかりの輪など三団体に分派)に対して、団体規制法に基づく観察処分の期間(三年)を更新すると発表しました。処分の更新は六回目となります。オウム真理教をめぐっては、最高裁が1月18日付で元信者の高橋克也被告の上告を退ける決定をし、無期限懲役判決が確定する見通し。これで教団をめぐる刑事裁判が事実上すべて終結し、教祖の麻原彰晃などの死刑囚らの死刑執行が現実味を帯びています。公安審は観察処分の更新決定理由を「三団体とも麻原死刑囚の説く教義が存立・運営の基盤となっており、現在でも無差別大量殺人に及ぶ危険性がある」などとしています。決定を受け、三団体は2月1日から2021年1月末まで、構成員の名前などを公安調査庁に報告するよう義務付けられ、公安調査官は施設に立ち入り検査ができることになります。ちなみに、公安調査庁によると、三団体の信者は国内に約1650人、ロシアに約460人おり、拠点は国内に34施設ある、ということです。

巡回監督たちの抱える難問

2018年3月14日(水)

 ものみの塔聖書冊子協会において重要な役割を果たす巡回監督がいます。彼らは各会衆を回り、信者を励ましたり、助言を与えたりしますが、自分の家を持たず、仕事もせず、訪問先の会衆から宿泊や食事の提供を受けます。従って、巡回監督として働いている間は生活上の不自由はありませんが、60歳になると、組織のルールにより、定年退職をしなければなりません。そこで、家も貯えもなく、組織からの援助もなく、年金を収めていない場合が多い彼らは、窮乏することになります。生活保護を申請して、かろうじて生計を立てている人もいますが、苦しさの余り、自殺に追い込まれる人もいると報告されています。組織にとって、巡回監督も使い捨てカイロのような存在になっているようです。

5人の殉教者が生み出した奇跡

2018年3月14日(水)

 南米のエクアドルに、アウカ族が住んでいます。アウカというのは「野蛮」という意味ですが、そう呼ばれていたのには、それなりの深い訳がありました。アウカ族の村同士で絶えず、殺し合いが行なわれていたのです。アウカ族における殺人率は60%でした。つまり、10人の内の6人が殺されていた訳です。この憎しみと怒りと殺意に満ちた世界が余りにも恐ろしくて、長い間、誰も近付こうとはしませんでしたが、1952年のこと、ジム・エリオットというアメリカ人宣教師がアウカ族に福音を届けようと立ち上がりました。命の危険を承知の上で、少しずつ、アウカ族へのアプローチを試しました。最初は小型飛行機を使って、食べ物や衣類など、彼らがプレゼントとして受け取ってくれそうな物資を、彼らの村の近くに落としました。しばらくそのことを続けた後で、他の宣教師と共に、自分の足で村のそばまで歩いて、会話を試みました。何とか、簡単な挨拶を交わし、少し意思の疎通を図ることができるようになりましたが、1956年一月に、恐れられていた悲劇が起きました。ジム・エリオット氏を含む五人の宣教師が、アウカ族の手によって殺されてしまったのです。
世界中の人々を震撼させたニュースでした。しかし、その後、世界の人々をもっと驚かせる話が報道されました。ジム・エリオット氏の奥さんのエリザベスさん、及び、エリオット氏と共に殉教したネート・セイント氏の奥さんのマージュさんが小さい子どもを連れて、再び、アウカ族とコンタクトを取り、一緒に住むようになったのです。そして、少しずつ、彼らの言語を学びながら、福音を伝えて行きました。すると、驚くことに、イエス様を信じる人々が続出し、恐ろしい殺人者から愛に満ち溢れた人間たちに生まれ変わり、殺人が行なわれなくなったのです。福音の力を鮮明に証しする話ですが、アウカ族が女性たちを受け入れた、最も大きなきっかけとなったのは、五人の宣教師を襲撃した時に、誰も抵抗しなかったことです。宣教師たちは、ジャングルに潜む野獣から身を守るためにライフル銃を持っていましたが、アウカ族が槍をもって襲って来た時に、誰も撃とうとはしなかったのです。エリザベスさんはその著書、『ジャングルの殉教者』の中で、次のように述べています。
「ジムを殺した人々に対し、憎しみはありませんでした。彼は生前、アウカ族の救いのために死ぬ備えができていると言っていました。残された家族も、自分たちの敵を祝福してくださいと、神様に祈り続けたのです。」
しかし、この話にはまだ続きがあります。アメリカのある大手製油会社が、アウカ族がおとなしくなったという情報を聞き付けて、石油の調査チームを派遣し、油脈を掘り当てました。そこで、どのようにアウカ族を追い払い、油田を開発できるかという話になってしまったのですが、危機感を覚えたアウカ族は、殉教者の一人だったネート・セイント氏の息子さんに連絡を取りました。息子さんのスティーブさんはアウカ族と共に幼少時代を過ごしましたが、成人した後アメリカに帰り、結婚し、成功したビジネスマンとして幸せな生活を送っていました。奥さんも子どもたちも、アウカ族の人間に会ったことがありません。そのようなスティーブさんとその家族に対して、アウカ族は、「私たちのところに来て、一緒に住んでください。私たちを追い払おうとする人間から守ってください。そして、自立できるように、色々な技術を学ぶための場を提供してください」という難しい要求をして来たのです。最初は、とても無理な話だと思っていましたが、祈っているうちに神の導きを感じ、スティーブさんたちは1995年にエクアドルに引っ越すことにしました。そして、アウカ族と一緒に住み、彼らに現代社会に適応するための知恵を教えながら、様々な法的手続きを取って、彼らが土地を失うことのないようにしたのです。
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます」(ヨハネの福音書12章24節)。
私たちは、殉教の死を遂げることはないかも知れませんが、自我に死んで、人のために犠牲を払う時に、素晴らしいことが起こるはずです。

 2012年の2月に、私たちは真理のみことば伝道協会のニュースレター、及びウェブサイトに、東京キリストの教会における「悔い改めの動き」についての情報を掲載しました。1990年代から驚異的な成長を遂げながら、その排他性や極端な弟子訓練が批判され、「カルト化しているのではないか」と噂されて警戒されていた群れですが、2003年より、指導者たちの間で悔い改めが起こり、教会の権威主義的な体質が改善されつつあるとの情報が流れました。私たちはその情報が真実であることを期待しつつ、5年前に公表した訳ですが、直接に確認することができずに、年月が過ぎて行きました。しかし、2017年の6月に、当教会より、「私共の教会をご覧いただき、まだ改善する必要があると感じられる点がありましたら、是非ともご指摘いただきたいと考えております」との内容の手紙が届きました。その後、ウィリアム・ウッドは3度にわたり、主任牧師の山崎師、及び、副牧師の遁所師と会談し、教会内の状況について詳しく聞くことができました。以前、排他的であったこと、行き過ぎた弟子訓練が行なわれていたこと、高慢になっていたこと等を深く反省し、悔い改めていることが分かりました。また、傷ついて教会を去った人々に謝罪をしていること、誰からでも学ぼうという意思があること、聖書どおりの教会を目指していることを確認できました。更に、10月27日に教会の教職者やスタッフ、11月19日に一般の信徒とのセミナー(話し合い)の場が持たれ、50人以上の方々から教会に関する問題意識や意見や悩みを聞くことができました。教職者のみならず、平信徒も今まで悩み苦しみながら教会の問題点をしっかりと見つめ、再度同じ過ちを犯さないように注意を払っている印象を強く受けました。また、今後の具体的なビジョンが熱く語られ、神の栄光が現れる教会として進んで行きたいという、一人一人の強い思いも伝わって来ました。
 真理のみことば伝道協会は、今後も東京キリストの教会との関係を保ちながら助言をし、教会の更なる成長・改善・進展を見守って行きたいと考えています。

 真理のみことば伝道協会
 ウィリアム・ウッド代表
 2017年1月19日

 ロシアの最高裁によって、エホバの証人の活動を禁止する命令が出されて約半年たちますが、徐々に、その禁止令が発布された理由が明らかにされて来ました。ものみの塔協会が「極端なカルト」と判断されて、布教活動が禁止されたのは、まず、その教理の排他性にあるようです。「我々だけが唯一の真のキリスト教である。他の宗教団体はすべて、大いなるバビロンに属しており、ハルマゲドンで滅ぼされる」という当協会の主張は、ロシア正教会の存在を否定するものと共に、国民の間に分裂の種を蒔くものと見なされました。更に、投票、国歌斉唱、徴兵等の拒否に関する組織の方針も、プーチン大統領の独裁体制にとっては望ましくない「極論」とされたようです。

カルトの脱会者による自助グループ
元カルト信者の集い
 カルトの脱会者による自助グループ『いたんだ葦の会』が3月26日(月)午前10時半より、埼玉県新座市にあるカルト研究リハビリ・センター(西武池袋線東久留米駅より徒歩20分)で開催されます。学びのテーマは、『カルトにおける入信・生活・脱会 パート4』です。参加ご希望の方は、真理のみことば伝道協会の本部まで、お問い合わせ下さい(090-8044-5751)。

マインド・コントロール問題対策DVD発売へ
 日本脱カルト協会より、『カルト:すぐそばにある危機』というDVDが制作され、発売されることになりました。若者はなぜカルトに惹かれるのか。どうして入信してしまうのか。そして、いったん、入ったらなかなか抜け出せないのはなぜなのか。ドラマ、シミュレーション、また実際の元カルト信者の体験談などから、カルト問題の謎を明らかにして行きます。定価は8,000円で高めですが、カルトの勧誘から学生を守るため、高校や大学などの現場で使えるDVDです。
ご注文は、ファックス046-263-0375、メール info@jscpr.org までお問い合わせください。

真理のみことば伝道協会主事
ウィリアム・ウッド
東京都東久留米市幸町
電話:090-8044-5751

「カルト宗教にだまされないために」ウィリアム・ウッド氏fromHarvest Time Ministries on Vimeo.